パートナーの浮気を疑っていて「最近出張が多い」「ホテルで浮気相手と泊まっているのかも」という場合、ホテルに直接電話をして浮気調査をしようと思う方もいるでしょう。しかし、ホテルに直接電話をして浮気調査をしたとしても証拠を得ることは不可能です。
裁判を有利に進めるには、有力な証拠を得る方法を知っておかなければなりません。とはいえ、電話で証拠を得るのが不可能であればどのようにして証拠を掴めばいいか悩んでしまいますよね。
そこで、本記事の出番です。本記事ではホテルでの浮気調査の方法や裁判で使える有力な証拠について解説します。
ホテルに電話で問い合わせて浮気相手と泊まってないか確認することはできる?
パートナーが宿泊先のホテルで誰と泊まっているか電話で確認できたら、裁判で宿泊名簿などを証拠として提出できそうですよね。
しかし、残念ながら、個人情報保護の観点から、ホテルでは第三者から電話での宿泊確認の問い合わせに応じることはありません。
つまり、たとえ妻や夫であっても、誰と泊まってるか、何人で泊まってるか、男か女かなどを電話をして尋ねても答えてもらえることはないのです。同様に、宿泊名簿についても警察や裁判所の命令がない限りは見せることはありません。
また、浮気をしている人は浮気の痕跡を残さないために、同じ部屋を借りるのではなく別々の部屋を借りることもあります。そのため、別々に宿泊名簿を書いており、そもそもホテル側も一緒に泊まっていることを把握できていないことも考えられます。
では、「ホテルで浮気しているだろう」というケースでは、どうやって浮気調査を行えばいいのでしょうか?場所や日時も分かっているのに電話で証拠が掴めないともどかしい気持ちになりますよね。
そこで、次に実際にプロの探偵が行う浮気調査の方法や掴める証拠について見ていきましょう。
探偵が行うホテル関連の浮気調査をプロが解説
ここでは、ラブホテルとビジネスホテル、それぞれの場合に探偵が行う浮気調査の方法や得られる証拠について解説します。
ラブホテルで行う調査方法と得られる不貞行為の証拠
ラブホテルは一般的に「男女が性行為をする場」と見なされているため、ラブホテルの入室=性的関係がある証拠になる可能性が高いといえます。そのため、ラブホテルの浮気調査においてはホテルへ出入りするシーンの撮影を確実に行えれば、不貞行為を示す証拠として有効です。
また、浮気調査ではホテルでの滞在時間も重要です。なぜなら出入りするシーンの写真が撮れたとしても、滞在時間が短ければ「ホテルで休憩しただけ」と言い訳をされる可能性があるためです。探偵は対象者と浮気相手がホテルに何時に入って、何時に出てきたかを記録し、調査報告書に記入します。
探偵がラブホテルで行う浮気調査の手順
ラブホテルでは実際に、以下の手順で浮気調査を進めていきます。
- 利用するラブホテルを尾行して特定する
- ラブホテルの入口を見通せる場所などで張り込みをする
- ホテルに出入りするシーンの写真や動画を撮影する
- ホテルに出入りする日時を記録
- ホテルから出てくるまで撮影を続ける
探偵の浮気調査は基本的に複数人で行います。ラブホテルの出入口を交代で見張れるため、入った瞬間や出た瞬間を見逃すことはありません。さらに、男女2人組でラブホテルの中に入り、フロントから部屋に入る写真や動画を撮影することも可能です。
素人がラブホテルに張り込みや尾行をして撮影をするよりも、やはりプロである探偵に依頼した方が確実であるといえるでしょう。
ラブホテルの浮気調査で得られる証拠
ラブホテルの浮気調査で得られる証拠と裁判での有効性については以下の表の通りです。
得られる証拠 | 有効性 |
性行為の録画 | ◎(確実な証拠となるが現実的には難しい) |
性行為の録音 | 〇 |
ラブホテルに出入りする写真や動画 | 〇 |
ホテル前で腕組みやキスをしている写真 | 〇 |
ラブホテルのレシートやクレジットカードの利用履歴 | 〇(ラブホテルの出入りの証拠と合わせることで有効になる) |
ビジネスホテルで行う調査方法と得られる不貞行為の証拠
ビジネスホテルの場合、調査対象者と浮気相手が違うタイミングでホテルに入れるため、2人一緒にホテルに出入りするシーンを撮影することが難しいといえます。
また、ビジネスホテルはラブホテルと異なり性行為をするだけが目的の場所ではないため、一緒に出入りするシーンを撮影できても浮気の証拠としては不十分です。
そのため、ビジネスホテルの浮気調査では、ホテルのエントランスに出入りをするシーンの撮影だけでなく、入った部屋の割り出しや、一緒に部屋に入るシーンの撮影が必須といえるでしょう。男女が一緒の部屋で一晩過ごしていれば、性行為があったと認められやすくなります。
このほか、ホテルに入る前に腕組みやキスをしているなど親密な関係である様子が確認できれば、不貞行為を示す証拠として有効なものとなりやすいです。
探偵がビジネスホテルで行う浮気調査の手順
ビジネスホテルでは実際に、以下の手順で浮気調査を進めていきます。
- 利用するビジネスホテルを尾行して特定する
- ビジネスホテルの入口を見通せる場所などで張り込みをする
- ホテルに出入りするシーンの写真や動画を撮影する
- 調査員が宿泊客を装ってホテル内に入る
- ホテル内部での行動を監視(場合によっては部屋を取る)
- 部屋に入っていくシーンを撮影
前述の通り、ビジネスホテルの場合2人が同じホテルに泊まった事実だけでは浮気の証拠となりません。そのため調査員は宿泊客を装ってホテル内に入る必要があります。
ホテル内に入り込んだ後は、どちらかの部屋に訪れるシーンを撮影できるよう、監視を続けます。対象者の行動を監視するために、調査員が実際にホテルを予約して利用客として内部に入りこむケースもあります。
ビジネスホテルの場合は、ラブホテルとは異なりホテル内部での調査が必須となります。従業員などに怪しまれないよう、自然な振る舞いが求められます。一方で対象者に近づきすぎてバレてしまわないように注意が必要です。ビジネスホテルの浮気調査は、素人には難易度が高いといえるでしょう。
ラブホテルの浮気調査で得られる証拠
ラブホテルの浮気調査で得られる証拠と裁判での有効性については以下の表の通りです。
得られる証拠 | 有効性 |
性行為の録画 | ◎(確実な証拠となるが現実的には難しい) |
性行為の録音 | 〇 |
ビジネスホテルに出入りするシーンの写真や動画 | △(単独では証拠として不十分) |
同じ部屋に出入りする写真や動画 | 〇 |
ビジネスホテルの前で腕組みやキスをしている写真 | 〇 |
ホテル周りを調べる以外にも自力での浮気調査は可能だが…
パートナーが浮気相手とホテルに泊まっている証拠を掴むために、ドライブレコーダーなどを使って浮気調査をすることも可能です。自力で浮気調査をする方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
浮気調査を自分でやる!プロの探偵が調査方法と2つのリスクを徹底解説
ただ、やはり決定的な証拠がほしいのであれば探偵に依頼する方が良いといえます。なぜなら、自力での調査方法によっては、ストーカー規制法違反やプライバシー侵害などの法に抵触するリスクがあるためです。
このような法に触れてしまうと、浮気の証拠を抑えられたとしても裁判で証拠としては扱えなくなってしまいます。
それに対し、探偵は公安委員会に調査業の届け出をしているため、尾行や張り込みなどの一般人なら訴えられてしまう可能性がある調査であっても合法で行えます。
浮気調査を得意とする探偵であれば経験豊富であるため、裁判でも有利になる確実な証拠を掴んでもらえるでしょう。また、調査終了後のアフターフォローを得意とする探偵事務所もあります。
多くの探偵事務所では、無料相談を受け付けています。無料相談では具体的な浮気調査の方法や費用が確認でき、実際に依頼するかは相談してから考えることも可能です。ひとりでパートナーの浮気に悩んでいる方は、まずは探偵へ相談してみるようにしましょう。
まとめ
パートナーがホテルで浮気をしていると考えられるケースであっても、ホテルに電話をして浮気の証拠を掴むことはできません。自力で尾行や張り込みをして浮気調査をすることも不可能ではありませんが、有力な証拠を掴むのは難しいといえるでしょう。
ホテルでの浮気調査をしたいのであれば、探偵に浮気調査を依頼するのが一番確実です。無料相談を行っている事務所も多いため、まずは無料相談をしてみましょう。

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