人探し調査は探偵社や興信所に依頼をすると早く解決することができますが、できればお金をかけずに自力で探したいという方も多いでしょう。
そんなときに活用できるのが、携帯電話やスマホのアプリです。FacebookやTwitterなど、いわゆるSNS(ソーシャルネットワークサービス)アプリを利用することで、人探し対象者の情報を集めることが可能です。
この記事では、自分で人探しをしたい人に向けて、おすすめのスマホアプリや注意すべきポイントを解説します。
記事の後半では、どうしてもアプリで人探し対象者を見つけられないときの対処方法もあわせて解説するので、人探しが難航している方もぜひ参考にしてみて下さい。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- スマホアプリを使用した人探しを考えている人
- 人探しに向いているスマホアプリを探している人
- スマホアプリでは人探し対象が見つからなさそうだと感じている人
自分でできる?人探しに適したスマホアプリとは
人口の多くがスマートフォンを持っている現代では、見ず知らずの人とネット上でつながって様々な情報を集めることができる便利なSNSアプリが多くあります。
こういったアプリを効果的に利用すれば、自分で人探し対象者を発見できる可能性があります。
ここでは、一人で人探し調査を行う場合におすすめのスマホアプリと、具体的な活用方法を紹介します。
人探しにおすすめのスマホアプリ1:Instagram
Instagram(インスタグラム)は、写真や短い動画をアップロードできるSNSアプリです。
おしゃれな写真・動画を上げられるツールとして、若者を中心に利用されています。
人探し対象者がInstagramに登録している場合は、検索機能を活用して発見できる可能性があります。
アプリ内の検索機能で、ユーザーIDやキーワードなどを入力すれば、誰でも簡単に検索できます。
ただし、ユーザーIDには本名を使わず、あだ名やハンドルネーム(ネット上の仮名)を登録している利用者が多いため、すぐに本人を探し出すことは難しいこともあります。
労力はかかりますが、人探し対象者に関連するキーワード(趣味や職業など)で検索し、アップされている写真を確認して対象者がいないかどうか確認するのも一つの方法です。
人探しにおすすめのスマホアプリ2:Twitter
短い文章(ツイート)をネット上につぶやくことで多くの人と情報を共有できるアプリが、Twitter(ツイッター)です。
人探し対象者がTwitterを利用していて、自分のアカウントを第三者にも公開していれば、アプリから本人へ連絡をとれる可能性があります。
Twitterにも検索機能があるため、人探し対象者の名前やあだ名を入力して探してみましょう。
また、Twitterの検索機能では関連ワードを複数入力して検索することもできます。名前の他に、職業や出身校、出身地域なども入力してみると良いでしょう。
対象者本人のアカウントを直接探す他にも、自分が人探しをしていることをツイートして、目撃情報を募る方法もあります。
ただし、この場合は自分の個人情報や人探し対象者の個人情報が不特定多数の人に見られ、悪用される可能性もあるため、情報の取り扱いにはくれぐれも注意して下さい。
人探しにおすすめのスマホアプリ3:LINE
チャット形式のコミュニケーションアプリとして多くの人に使用されているLINE(ライン)。
LINEはあらかじめ連絡先を知っている人しか探せないと思う方もいるかもしれませんが、ユーザーの検索機能を利用して人探しをすることができます。具体的な手順は、以下の通りです。
- LINEを開く
- 「友だち追加」をタップする
- 「検索」をタップし、人探し対象者の情報(名前や電話番号)を入力する
LINEの検索はIDだけでなく携帯電話の番号でも可能ですが、あらかじめ対象者の連絡先を知っている必要があります。
人探し対象者の連絡先やID情報が全く分からない場合は、「タイムライン機能」を活用するのもおすすめです。
タイムライン機能では、自分と友達になっているユーザーの近況や、それに対する第三者からのリアクションをチェックすることができます。
自分がLINE上で友達になっているユーザーと、人探し対象者がLINE上で繋がっていれば、タイムラインをチェックすることで人探し対象者を見つけることができるかもしれません。
地道な作業にはなりますが、こまめに確認してみると良いでしょう。
人探しにおすすめのスマホアプリ4:Facebook
Facebook(フェイスブック)は、世界的に利用者が多く、海外の人ともつながりやすいSNSアプリです。
Facebookは、自身の近況の投稿や、コミュニティグループの作成・参加などが可能です。年齢層は少し高めで、30代~50代の層が中心となっています。
Facebookはこれまでに紹介したSNSアプリとは違い、本名でアカウントを登録することが原則となっています。
そのため、人探し対象者の名前情報が分かる場合は、Facebookを活用すると見つけやすいと言えるでしょう。
Facebookにも検索機能があるため、検索欄から人探し対象者の氏名(日本語やローマ字)を入力してサーチをします。
出身校や地域などの情報で検索結果の絞り込みもできるので、あわせて活用してみてください。
人探しにおすすめのスマホアプリ5:mixi
mixi(ミクシィ)は日本最大規模のSNSアプリで、Facebookのように自分の近況の投稿やコミュニティの作成、写真投稿などができます。
近年はInstagramやTwitterなどの海外SNSアプリの波に押されて利用者が減りつつありますが、過去に爆発的に流行ったので、人探し対象者がアカウントを消さずに残している可能性があります。
mixiで人探しする場合は、コミュニティ機能を活用するのがおすすめです。出身校や出身地域などのコミュニティが存在するので、人探し対象者の情報をある程度持っている場合は探しやすいかもしれません。
かつての恋人や友達を探したい場合は、mixiを活用すると良い情報が入手できるでしょう。
人探しにおすすめのスマホアプリ6:Cerberus
Cerberus(ケルベロス)は、監視アプリとして知られています。ここまでに紹介したSNSアプリとは、根本的な機能が異なるので注意してください。
人探し対象者のスマホにあらかじめCerberusをインストールしておくことで、位置情報を追跡したり、GPSの履歴を確認したりすることができます。
その他、カメラの撮影や録音などの遠隔操作もできるので、浮気・不倫調査に使用されるケースもめずらしくありません。
また、Cerberusはスマホにインストールした後、アプリ一覧から非表示に設定することが可能です。遠隔操作しているときも人探し対象者の相手には通知されないため、対象者にバレずに調査を行うにはぴったりです。
人探しにおすすめのスマホアプリ7:デバイスマネージャー
デバイスマネージャーとは、Android端末を探せるスマホアプリです。デバイスマネージャーで人探し対象者を探すには、下記の条件を満たしている必要があります。
- 人探し対象者が使用するスマホがAndroid端末
- 位置情報やデバイス探知の設定がオンに設定されている
具体的な捜索方法としては、自分のスマホにデバイスマネージャーをインストールし、人探し対象者のスマホの暗証番号や電話番号などの情報を入力します。すると、該当のAndroidスマホの位置を特定できる仕組みです。
対象者のスマホの情報などを把握している必要があるため、使いみちとしては家出した家族を探すなど近親者の行方調査などが挙げられるでしょう。
ネット掲示板などのサイトを利用するのもおすすめ
「LINEやFacebookなどのアプリを使用するのは少し気が引ける」という場合は、インターネット上の掲示板サイトを活用すると良いでしょう。
掲示板に人探しをしている旨を記載することで、目撃情報を集めることができます。
この章では、人探し調査に活用できる掲示板を3つ紹介します。
MPS (日本行方不明者捜索・地域安全支援協会)
MPSは、特定非営利活動法人である日本行方不明者捜索・地域安全支援協会が運営している人探し調査に活用できる掲示板です。
全国の行方不明者リストを公開しているので、そのデータの中から人探し対象者が見つけられるかもしれません。
また、人探し問題が解決した場合は、外部の人が情報を確認できないような仕組みになっています。
ずっと人探し対象者の個人情報が掲載される不安がないのは、助かるポイントです。
尋ね人
尋ね人は誰でも無料で利用できる人探しの情報募集用掲示板で、スレッドを投稿するときに謝礼金の設定が可能です。
人探しの成果につながる有力な情報を提供してくれた人や、人探し対象者を見つけ出してくれた人などに対してお金を支払うようにすれば、より確度の高い情報収集や早期解決も期待できるでしょう。
ただし、尋ね人の掲示板では、運営側は報酬金の支払いには関与しません。依頼者と情報提供者との間でやりとりを完結させる必要があります。
場合によっては金銭トラブルに発展するケースもあるので、注意してください。
探偵ちゃん
探偵ちゃんは、探偵に関連する問題を相談できるWebサイトです。もちろん、人探し調査での活用も可能です。
「探偵事務所に相談すべきか迷っている」「どの探偵事務所を利用すれば良いか判断できない」という場合は、先にこの掲示板で一般の人からの意見を集めるのも一つの方法です。
人探しにアプリを利用する際に絶対に気をつけるべき点
Webや携帯・スマホのアプリは情報収集に非常に役に立ちますが、情報拡散力や利用ユーザーの多さから、トラブルに巻き込まれてしまうリスクもあります。
ここでは、人探し調査でアプリを使用する場合に気を付けるべきポイントを解説します。
注意点1:アプリや掲示板の情報を鵜呑みにしない
スマホアプリやインターネットの掲示板を介して確認できる情報は、必ずしも正しいとは限りません。悪意のある情報を提供してきたり、嘘を教えたりする人もいます。
そのため、閲覧した情報をすべて鵜呑みにするのではなく、自分で正誤をしっかり判断する必要があります。
一つの情報だけを頼りに行動せずに、いくつかの情報源を元に内容の正確性を確かめながら人探し調査を進めることをおすすめします。
注意点2:対象者に迷惑がかかる可能性もある
人探し対象者を探すことばかり考えていると、知らないうちに対象者に迷惑をかけてしまうことがあります。
目撃情報を集めるためにインターネット上に人探し対象者の個人情報を流してしまった場合、人探し対象者が第三者から嫌がらせを受ける可能性もあるのです。
自分で人探し対象者を探す場合は、相手に迷惑がかからない範囲に留めるように十分気を付けてください。
注意点3:相手がアプリを使用していなければ探せない
スマホアプリで人探し調査を行うには、そもそも調査対象者がアプリにアカウントを登録していなければ意味がありません。
相手がスマホアプリを利用していなければ、元も子もないので注意が必要です。
注意点4:アプリで必ず人探しが完了するとは限らない
スマホアプリを利用した自力の人探し調査には、限度があります。
そして、もし自力での調査が長引いてしまうと、人探し対象者を見つけられる可能性は余計に下がっていってしまいます。
アプリである程度探しても見つからない場合は、第三者に人探し調査を依頼することも検討してみましょう。
捜索のプロに依頼すれば自分で捜索するよりも早く成功に繋がるので、最後の手段として考えておくことをおすすめします。
自分だけでは見つけられない。そんなときには警察・探偵へ相談
もしアプリを使った人探し調査がうまく行かない場合には、警察または探偵事務所・興信所に相談することをおすすめします。
特に、人探し対象者の失踪に事件性がある場合や、子供や高齢者などの突然の失踪・家出は、早い段階で警察へ相談しましょう。
人探し対象者が何らかの事件に巻き込まれていたり、一人では家に帰ってこられない危険性があるので、行方不明者届(旧・捜索届)を出して下さい。
事件性が無い案件は探偵・興信所へ
事件性がない案件、たとえば昔別れた恋人を探したい、お金を貸したら行方をくらました相手を探したいというケースは、探偵事務所や興信所へ相談しましょう。
探偵は人探し調査のプロなので、経験に基づくノウハウや、独自の情報網を持っています。
したがって、SNSアプリで探しても見つからなかった人でも、探し出してもらえる可能性が高いです。
また、探偵や興信所は「探偵業法」という法律で依頼内容を外部に漏らさないことを義務付けられています。
「自分が人探し調査をしていることが知らぬ間に広がっていた」ということも起きないので、安心して利用できるでしょう。
探偵事務所を利用したことがない人もいるかもしれませんが、多くの事務所では無料相談を用意しているので、一度利用してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、スマホアプリを活用した人探し方法と、見つけられない場合の対策法を解説しました。
人探し調査は、SNSや位置情報を共有できるスマホアプリをうまく活用するば、自力でも成功する可能性があります。ただし、人探し対象者がアプリを利用していなければ探せないという大きな欠点があるので、注意が必要です。
自分で人探し調査をするのが難しい場合は、まず、事件性の有無を判断しましょう。そして、事件性がある場合はすぐに警察へ、ない場合は探偵事務所・興信所へ相談しにいくことをおすすめします。
多くの探偵事務所や興信所では、気軽に利用できる無料相談を用意しています。匿名でWebや電話から相談できることもあるので、探偵の利用に迷っている方は活用してみてくださいね。
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