人探し・所在調査
プロが行う人探しの技とは?探偵・興信所が行う「行方調査」の方法を解説

探偵が行うプロの人探し方法とは?自分でできる対策も紹介

探偵が行う人探し調査の方法とは

家出した家族の行方調査や初恋相手・旧友の所在調査など、様々な事情から人探しを行う方は少なくありません。

ある程度までは自力でも進められる人探しですが、より確実に・スムーズに進めるなら探偵事務所・興信所への依頼がおすすめです。

この記事では、自力で人探しを行う方法と、探偵事務所・興信所に依頼した場合の調査方法との違いについて解説

探偵事務所・興信所へ依頼するときの注意点などもまとめているので、人探しの方法でお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役

記事の監修担当者:
髙村 一成 氏

人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。

探偵事務所・興信所が行う人探しの方法とは

探偵事務所・興信所が行う人探しの方法とは

探偵事務所・興信所では、依頼者からの情報をもとにしてインターネット検索や聞き込みといった方法を活用しながら人探しを進めていきます。

まずは、探偵事務所・興信所による人探しの方法と具体的な手段について詳しく見ていきましょう。

探偵による人探しの方法①:インターネット検索

パソコンやスマホが普及したことで、現在はTwitter・FacebookなどのSNSをはじめとしたインターネット利用が一般的となりました。

調査相手がSNSに登録している場合はそのアカウント情報をチェックできますし、登録がない場合でも知人・友人のSNSから情報を辿れる可能性があります。

また最近は画像検索の精度も格段に向上しており、調査相手の写真から住所を特定するといった方法も使われます

探偵による人探しの方法②:聞き込み・張り込み調査

調査相手の知人・友人などに聞き込みを行い、相手の所在地を絞り込むという方法も探偵事務所・興信所でよく使われる人探しの方法の1つです。

誰に対してどのような質問をすれば必要な情報が得られるのかを想定し、計画に沿って調査を進めます。

個人情報の取り扱いが慎重になっている昨今、いかに自然な流れで調査相手の情報を聞きだせるかどうかは探偵の腕にかかっていると言えるでしょう。

探偵による人探しの方法③:独自のデータベース活用

多くの探偵事務所・興信所では、独自のネットワーク・データベースを所有しています。

過去の調査記録だけでなく、名簿業者などから購入した情報も取り扱うため、資金力のある大手の探偵事務所ほどデータ調査を有利に進めやすいです。

聞き込み調査の前段階として、データベースを活用した調査方法が利用されることがあります。

探偵による人探しの方法④:その他(ビラ配り・警察犬)

捜索範囲が広域にわたる場合は、ビラ配りなどを実施してより多くの情報を集める方法がとられます。

また現役引退済みの警察犬や行方捜索犬などを導入し、ニオイによる調査を行うことも。

行方不明になってから日が浅いケースなど、ニオイによる調査方法を利用できる場合は、調査犬のいる探偵事務所・興信所を探してみるのもおすすめです。

自分でもできる?人探しを自分で行う際に試すべきこと

自分でもできる?人探しを自分で行う際に試すべきこと

家族や友人など、身近な人物が対象であれば、自力でもある程度の人探しを行うことが可能です。

続いて、自分で人探しをする場合の方法や注意点について詳しく見ていきましょう。

自力での人探しの方法①:インターネット検索

探偵事務所・興信所の場合と同様、調査相手のSNSやメールから情報を集めるという方法が使えます。

本名で利用するFacebookや、写真情報の多いinstagramなどは比較的情報を集めやすいです。

また調査相手の趣味や所属団体などが分かる場合は、その情報から相手を辿れる可能性もあるでしょう。

自力での人探しの方法②:聞き込み・張り込み調査

家出した家族を探すといったケースでは、親戚や本人の友人などへ聞き込みを行う方法でも調査できます。学校や職場へ連絡してみるのも良いでしょう。

ただし、身近な相手だからといってスムーズに情報を聞き出せるとは限らず、想定よりも時間がかかってしまう可能性がある点に注意が必要です。

自力での人探しの方法③:公開情報の閲覧

一般人が人探しを行う場合は、電話帳やゼンリン住宅地図などの公開情報を利用する方法もあります。

ただし無料で情報にアクセスできるわけではなく、地図の購入などに一定のコストがかかります。

また全ての情報が掲載されているわけでもないため、コストをかければ必ずしも情報が手に入るという保証はありません

自力での人探しの方法④:その他(ビラ配り・警察への捜索願)

自分で人探し用のビラを作成し、手配りしたり許可を得て電柱に貼り付けたりする方法も1つです。

労力のかかる方法ですが、地道に継続すれば調査相手の情報につながるような手がかりを得られるかもしれません。

また警察へ依頼する方法もありますが、警察は事件性が確認されない限りは積極的に調査を行わないため、相談しても相手にされない可能性があります

探偵でなければできない調査方法はある?

探偵でなければできない調査方法はある?

探偵事務所・興信所はあくまでも民間の業者であるため、警察のように特殊な調査方法を導入することはできません。

しかし、長年の経験から得た知識・ノウハウの蓄積によって、一般人よりもスピーディーかつ確実に調査相手を探し出すスキルを持っています。

続いて、探偵だからこそできる人探しのコツと、成功率を高めるために依頼者側でできることについて詳しく見ていきましょう。

広い情報網を活用した調査

大手の探偵事務所になると、全国に支社や相談室を構えているケースも多いです。

広域の調査に対応した探偵事務所であれば、所在が全く分からない相手であっても比較的情報に辿り着きやすいというメリットがあります。

人探しはスピードが成功のカギとなるため、コツコツと自力で調査するよりも、広域の調査を一気に進められる探偵事務所の方が優位と言えるでしょう。

豊富な経験に基づくノウハウ

探偵事務所・興信所では、年間数千件という数の調査を行っており、人探しにおけるノウハウも豊富です。

情報検索のポイントや聞き込み相手の選定方法など、様々なスキルを活かしてスムーズに調査を行うことができます。

まずは自力で調査してみて、捜索が困難であると感じたら探偵事務所・興信所へ相談するというのも1つの方法です。

人探しの成功率を高めるポイント

探偵事務所・興信所へ相談する場合は、調査相手の情報をなるべく多く提供することが大切です。

一般的には、以下のような情報が分かっていると調査を進めやすいと言われています。

  • 対象者の名前・生年月日
  • 携帯電話の番号
  • 勤務先・所属している団体
  • 顔が写っている写真
  • 実家の住所
  • 交友関係・親戚の情報
  • SNSのアカウント
  • 身長・体重やその他身体的特徴
  • 最後に出会った場所と状況
  • 趣味・行きつけのお店 など

ちょっとした情報でも、確実性のある内容であれば手がかりとして活用できることがあります。「これは必要のない情報かも」と思うものであっても、一通り探偵事務所・興信所と共有しておくようにしましょう。

また情報の精度を下げないために、人探しを思い立ったらすぐに相談することが大切です。時間が経過するほど情報が古くなり、調査相手を探し出すことが困難になります

多くの探偵事務所では、WEBサイトに無料・匿名の相談フォームを設置しているので、これらを利用して早めに人探しを始めるのがおすすめです。

プロに相談するなら早い方がおすすめ。依頼時の注意点とは

プロに相談するなら早い方がおすすめ。依頼時の注意点とは

人探しは探偵事務所・興信所への依頼が便利ですが、依頼内容によっては対応してもらえない可能性も。

ここからは、探偵事務所・興信所を利用するときの注意点や業者の選び方について解説していきます。

探偵事務所が対応できないケース

探偵事務所・興信所で人探しを行う場合は、必ず「なぜその人を探したいのか」という理由を確認します。

このとき、以下のような内容に該当する場合は、調査を行うことができません。

  • 虐待・DVの加害者が被害者を捜索する場合
  • ストーカー行為を目的とした調査の場合
  • その他、何らかの犯罪につながる危険性があると判断された場合

探偵事務所・興信所の調査によってDVやストーカーなどの事件につながるリスクがある場合は、調査を断られるケースがほとんどです。

またこういった背景を隠し、虚偽の理由で調査を依頼されることがないよう、誓約書への署名捺印を実施している探偵事務所も多いです

依頼料金が高くなりやすいケース

多くの探偵事務所・興信所では、人探しの難易度によって料金プランが変動する仕組みになっています。

およその費用相場として、料金プランの一例をご紹介。

プラン 着手金 成功報酬
難易度A 5~10万円 5~10万円
難易度B 10~20万円 10~20万円
難易度C 20~50万円 20~30万円
難易度D 50~100万円 30~50万円

着手金は人探しにかかる人件費・交通費などの諸費用のことで、基本料金として設定されている場合が多いです。

また、成功報酬は依頼が達成された場合に追加で支払う料金のことです。中には着手金を設定せず、完全成功報酬型をとっている探偵事務所・興信所もあります。

人探しに関する依頼のうち、難易度が高いと判断される依頼内容として、以下のようなケースが挙げられます。

  • 音信不通になってしまった外国籍の親族と連絡を取りたい
  • 幼少期の同級生・初恋の人と再会したい
  • 嘘の投資話で被害を受けたため相手側と話しを付けたい
  • 街中で困っていたときに助けてくれた人にお礼がしたいが名前もわからない
  • 金銭を貸した相手が逃げてしまったので探したい など

このように、調査相手に関連する情報が少ない・古い・確実でないといった場合は、難易度が高く費用も高額になりやすいです。また、相手が意図的に身を隠していたり、逃げていたりする場合も情報をつかみにくいとされます。

難易度の高い人探しを依頼する際は、事前に予算などを決めたうえで調査方法を検討していくと良いでしょう。

成功率100%の探偵事務所は悪質業者の可能性アリ

探偵事務所・興信所を利用する際は、実績や口コミなどを確認したうえで依頼先を選ぶことが大切です。

設立からの経過年数が長い探偵事務所や、年間実績の豊富な探偵事務所であれば比較的安心して利用できるでしょう。

ただし、「成功率100%」「成功率99%以上」といった謳い文句を載せている探偵事務所の場合は注意が必要。一般的に探偵事務所・興信所における人探しの成功率は70~80%程度と言われており、100%成功するということはありません

平均よりも大幅に高い成功率をアピールしている場合、以下のような方法で悪質な運営を行っている可能性があります。

  • 寿命・事故などで対象者がすでに死亡していたという虚偽報告を行う
  • 調査期間・予算を決めず、捜索が完了するまで依頼を継続させる
  • 実際には目的を達成していないのに、調査は適切に行ったとして成功報酬を支払わせる

思うような調査をしてもらえなかった・想定よりも高い費用を請求されたといったトラブルに巻き込まれないよう、適切な運営をしている探偵事務所を見極めることが大切です。

まとめ

まとめ

今回は、人探しのプロである探偵が実際に行っている方法や、自分でもできる人探しの方法を解説しました。

改めてポイントをまとめてみましょう。

  • 探偵事務所・興信所では、データ調査・聞き込み・警察犬の導入などの方法で人探しを行っている
  • 自分でネット検索や聞き込みを行うことも可能ではあるものの、知識・経験の豊富な探偵事務所を利用した方が効率的
  • 探偵事務所・興信所で人探しを行う場合は、なるべく多くの情報を提供し、調査の難易度を下げるのがポイント

探偵業には国家資格などがあるわけではなく、探偵事務所・興信所によって能力に大きな差があります

実績の少ないところや誇大広告を行っているところは利用せず、適正価格による運営と高い口コミ評価のある探偵事務所を選ぶようにしましょう。

まずはお気軽に
無料相談をご利用下さい。

探偵社FUJIリサーチでは、人探し、行方調査、浮気・不倫調査、結婚詐欺調査などを承っております。

テレビ番組等への調査協力など、メディアからも信頼をいただいている独自の調査ノウハウで、皆さまのお悩み解決をサポート致します。

  • 家族が家出した。急いで居場所を探したい
  • 40年前の恩師を探してお礼を言いたい
  • 恋人が浮気をしているかも。証拠を集めたい
  • 配偶者が不倫している。離婚裁判で有利になる資料を集めたい
  • 婚約者に金銭を要求される。結婚詐欺かも?

こんなお悩みを抱えている方は、お気軽に匿名無料相談をご利用下さい。最適な調査プランのご提案、料金のお見積りを無料でご対応致します。

24時間365日、いつでも無料でご利用いただけます。

関連記事