浮気調査の成功率は何％？注意点や実情をプロの探偵が詳しく解説

パートナーの浮気調査を探偵に依頼する場合、どのぐらいの割合で調査が成功するのかという点が気になる方も多いのではないでしょうか。探偵事務所・興信所の利用は無料ではないため、なるべく成功率の高い方法で調査を進めたいですよね。 そこで、この記事では、探偵による浮気調査の成功率と、成功率を上げるためのポイント・工夫について解説していきます。

Contents

浮気調査の成功率は約80％！
- 探偵事務所・興信所における成功率は80%以上
- あくまでも自己申告である点に注意
「成功」の定義は？トラブルがないよう事前に確認しておこう
- 一般的には“浮気の証拠を確保した”場合に成功と判断
- 浮気の事実を確認できた時点で成功とするケースも
探偵事務所や興信所が浮気調査の成功率を上げるために行っている工夫
覚えておいてほしい、依頼者側の心得
まとめ

浮気調査の成功率は約80％！

まずは、探偵事務所・興信所で浮気調査を行った場合の成功率について詳しく見ていきましょう。

探偵事務所・興信所における成功率は80%以上

探偵事務所・興信所における浮気調査の成功率は、一般的に80％程度と言われています。浮気調査をメインに行っている業者の場合、調査のノウハウや情報網などを豊富に有しているため、更に高い成功率を出しているケースもあります。ただし、依頼者側の誤った行動（詳しくは後述）によって調査が失敗に終わることもあり、探偵に依頼したからと言って100％浮気調査が成功するというわけではありません。長年の経験や豊富な実績を持つ探偵事務所・興信所へ依頼し、かつ依頼者側が適切な行動をとることで、浮気調査の成功率はグンと高められるでしょう。

あくまでも自己申告である点に注意

80％以上・90％以上の成功率をうたっている探偵事務所・興信所でも、実際の評価や口コミがあまり高くないケースも存在します。 成功率が高い割に評価が低い探偵事務所・興信所については、以下のような原因が考えられます。

調査が難航し、最終的な費用が見積もり額を大幅に上回ってしまった
調査期間が長引き、精神的な負担・疲労が大きかった
探偵側のミスにより、浮気調査をしていることがパートナー・浮気相手にバレてしまった
探偵の対応が悪かった・調査報告書の中身が満足できるものではなかった　など

このように、浮気調査自体は成功していても依頼者側に不満が残るケースというのも少なくないため、成功率だけを鵜吞みにせず、その他の評価などもしっかりと下調べすることが大切です。

「成功」の定義は？トラブルがないよう事前に確認しておこう

浮気調査の成功・失敗を判定する基準は探偵事務所や興信所によって異なります。探偵側では成功したと判断しても、依頼者側が納得できずにトラブルとなるケースも珍しくないため、食い違いが起きないよう契約段階でしっかりと確認しておきましょう。

一般的には“浮気の証拠を確保した”場合に成功と判断

浮気調査は「パートナーの浮気の証拠を掴んで離婚請求・慰謝料請求を行いたい」と考えている方が依頼するケースが多いため、通常は浮気の証拠を確保したところで成功と判断されます。浮気の証拠となるのは“不貞行為（肉体関係）があったことを推測できるもの”で、具体的にはラブホテルに出入りしている写真・映像などが挙げられます。離婚調停や慰謝料請求を有利に進めるには、浮気の事実を証明する情報が必要となるため、証拠を確保したところで成功とするのが一般的です。

浮気の事実を確認できた時点で成功とするケースも

離婚請求・慰謝料請求などは考えておらず、単に「浮気の事実があるかどうかを知りたい」という理由で浮気調査を依頼される方もいます。 こうしたケースでは、確固たる証拠を掴んでいなくても、浮気の事実が確認できた時点で調査を成功と判断する場合があります。 ただし、浮気の事実が判明しただけでは裁判を有利に進める材料にならないため、離婚請求・慰謝料請求を検討している場合は確実に証拠を掴んでもらうよう依頼することが大切です。

探偵事務所や興信所が浮気調査の成功率を上げるために行っている工夫

探偵事務所・興信所では、より浮気調査の成功率・精度を高めるために様々な工夫を行っています。続いて、浮気調査の成功率を高めるために探偵側が心がけているポイントを見ていきましょう。

無理な浮気調査は行わない

成功率を高める1つ目のポイントは「強引な調査を行わない」という点です。自力で調査する場合、パートナーに浮気をされたショックから冷静さを失い、無理矢理にでも証拠を集めようとしてしまう可能性があります。強引な手段で証拠集めを行うと、パートナーや浮気相手に不審がられたり、疑っていることがバレてより関係が悪くなったりするかもしれません。一方探偵の場合、少しでもリスクがあると感じたら即座に調査を中断し、機会を改めたり調査方法を変更したりするなどして対応します。 感情に流されず冷静に調査を行えるため、最終的に確実な証拠を手に入れられる可能性が高まるのです。

複数人のチームで調査を進める

浮気調査をより円滑に行うには、1人きりでの調査よりも複数人で進めていく方が効率的です。そのため、探偵が浮気調査を実施する際は、基本的に複数人のチームを組んで行動します。チームで行動することにより、尾行・張り込み・撮影といった役割を分担でき、素早く確実な証拠を入手できる可能性が高まります。また、調査員の1人が尾行に失敗してターゲットを見失ったとしても、別の調査員がフォローできるといった点もチームで調査するメリットです。なお、調査の難易度や予算によって派遣される調査員の人数は変わってくるため、あまり金銭的な余裕がない場合は依頼時にしっかりと相談しておきましょう。

高スペックの機材を使用

調査員のスキル・知識だけでなく、調査時に用いる機材や道具なども調査の成功率に影響するポイントです。最近はスマホのカメラなども性能が高くなっていますが、それでも本格的な機材には及びません。探偵事務所・興信所では夜間撮影に特化したカメラや、高性能のICレコーダーなどを利用して調査するため、より精度の高い証拠写真・映像・音声などを入手できます。個人でこれらの機材を揃えるとなると高額な費用がかかりますし、機材の性能が高くても調査スキルがなければ証拠を入手することは難しいでしょう。ある程度の予算を組めるのであれば、機材を揃えるよりも調査自体を依頼してしまった方が効率的と言えます。

覚えておいてほしい、依頼者側の心得

せっかく探偵事務所・興信所に浮気調査を依頼しても、依頼者側が誤った行動をとることで調査が失敗してしまうケースも少なくありません。 ここからは、浮気調査を成功させるために、依頼者側に覚えておいてもらいたいポイントをご紹介していきます。

自分の判断で調査を進めない

浮気調査がバレてしまう原因として最も多いのが、依頼者側による勝手な調査の実行です。探偵は長年の経験から尾行や張り込みを行うため、ターゲットに勘付かれるということは基本的にありません。しかし、依頼者が調査結果を待ちきれずに自分でも尾行を行ったり、ICレコーダーを設置したりすることで、ターゲットに調査がバレてしまい、その後の調査が難しくなるというケースが起こるのです。浮気調査は決して簡単なものではないので、探偵に依頼したあとは全て任せてしまった方が良いでしょう。

契約書などの取り扱い

探偵に浮気調査を依頼していることが分かる書類（契約書や調査の中間報告書など）がパートナーに見つかってしまい、調査ができなくなったというケースもあります。これらの書類は見つかりにくい場所に保管し、共有スペースに放置することがないようにしましょう。また、探偵事務所を探していたことが分かるようなインターネットの検索履歴も削除しておいた方が安心です。

ある程度のコストがかかることを想定

探偵事務所・興信所へ浮気調査を依頼する場合はある程度の費用がかかりますが、ここを削りすぎてしまうと満足のいく調査を行ってもらえない可能性があります。特に、調査時間に応じて料金が増えていくタイプの探偵事務所・興信所を利用する場合、調査費用を安く済ませるためにピンポイントで調査日を指定されるケースも少なくありません。しかし、ターゲットが想定通りに行動せず浮気の証拠を掴めなかったという場合もあるため、成功率を重視するのであれは、なるべく予算や期間に余裕を持った依頼がおすすめです。