会いたい人、あるいは連絡を取りたい人がいるとき、所在を突き止めるのが住所調査です。
個人で調査しても居所の特定に至らない場合には、探偵事務所や興信所に住所調査を依頼する方法もあります。
しかし住所調査が違法にあたらないかが心配で、探偵に依頼できずにいる人も少なくありません。
この記事では、住所調査を探偵に依頼することが違法にあたるのか解説します。
費用相場や調査の流れもあわせて紹介するので、住所調査を検討している方はぜひ参考にしてください。
探偵に個人の住所調査を依頼できるかは目的による

探偵に個人の住所調査を依頼できるかどうかは、目的により異なります。
探偵は探偵業法という法律によって「人から調査依頼を受け、尾行や張り込み、聞き込みなどの方法を使って情報を収集して依頼者に報告すること」を認められています。
だからといって、どんな依頼でも引き受けるというわけではありません。
ここでは住所調査の依頼が可能なケースと、依頼できないケースについてくわしく解説します。
依頼できるケース:トラブル解決や人探しなど
探偵に住所特定調査を依頼できるケースは「調査に正当性がある」案件です。
具体的な例をいくつか挙げてみます。
- 養育費の支払いが滞っている元配偶者の住所を知りたい
- ストーカーの正体を突き止めたい
- 詐欺の加害者の居場所を特定したい
- 配偶者の浮気相手を特定したい
上記のように「トラブルを解決するために必要」な場合には、住所調査を依頼できます。
依頼できないケース:ストーカー行為や相手への嫌がらせなど
探偵事務所や興信所に住所調査を依頼できないケースは、「犯罪や違法行為につながる恐れがある」案件です。
具体的な例をいくつか挙げてみます。
- 一方的に好意を寄せている相手の住所調査
- 接近禁止命令が出ている相手の住所調査
- 復讐や脅迫のための住所調査
この他、依頼者の話や態度から探偵が「怪しい」と判断した場合、依頼を断られる恐れがあります。
探偵事務所に住所調査を依頼した場合の方法

探偵事務所や興信所に住所調査を依頼した場合、調査方法としては以下の5つが挙げられます。
- 聞き込み
- 張り込み
- 尾行
- 独自のネットワークとデータベース
- インターネットからの情報収集
それぞれ詳しく解説するので、探偵に相談する際の参考にしましょう。
住所調査の方法①聞き込み
聞き込みは探偵業法で認められている探偵の調査のひとつで、調査対象者や対象者の周りの人に話を聞き、情報を収集する方法です。
探偵という身分を明かすか、身分を伏せて聞き込みを行うかは、状況に応じて使い分けます。
少しでも調査を匂わせる聞き込みを行ってしまうと対象者に連絡が入る恐れがあるため、探偵の調査スキルが重要なポイントになるといえるでしょう。
住所調査の方法②張り込み
張り込みとは、同じ場所にとどまり調査対象者を監視し、情報収集する調査方法です。
勤務先やよく行く場所が判明している状況で、住んでいる場所を確定できます。
張り込みの性質上、調査対象者の大まかな居所や行動パターンがわかっていないとできないので、他の情報収集と並行して行われます。
住所調査の方法③尾行
尾行は対象者を追跡して行動を監視する調査方法で、張り込みと合わせて行われることが多いです。
尾行とひと口にいっても、移動手段は徒歩、車、バイク、自動車、公共交通機関とさまざまなので、対象者に気づかれずに行動を監視するのは簡単ではありません。
そのため、探偵のスキルが低いと対象者に気づかれる恐れもあります。
調査を依頼する場合は、調査スキルを考慮して探偵事務所を選ぶことが大切です。
住所調査の方法④独自のネットワークとデータベース
探偵は全国にある拠点や連携する探偵社など独自のネットワークを持っており、情報収集に活用させる場合があります。
過去の調査で収集した情報をデータベースから呼び出し、そこから調査対象者につながることも少なくありません。
依頼内容とうまく噛み合えば、スムーズに調査対象者の住所を特定可能です。
住所調査の方法⑤インターネットからの情報収集
インターネットを使った情報収集も、近年の住所調査では欠かせません。
調査対象者が利用するSNSや、つながりのある人の情報から住所を特定できる場合があります。
また、インターネットを活用すれば画像の背景などから地域を特定できるケースもあり、わずかな資料で調査対象者を見つけられる可能性もあります。
調査費用の相場はいくらくらい?

住所調査の費用相場は、10~100万円が相場です。探偵事務所の料金プランや調査難易度によって、金額に幅があります。
事前情報が少なかったり、調査にかかる日数が多かったりすると費用は高くなります。
実際にどのくらいの費用になるかは、探偵事務所に見積もりを出してもらうのが確実です。
見積もりは基本的に無料なので、気軽に相談してみましょう。
探偵への問い合わせ~住所調査の流れと注意点

ここでは住所調査の流れを分かりやすく解説します。
①相談・カウンセリング
住所調査を検討されている依頼者から相談が寄せられ、対面または電話、メールやオンラインなどの方法でカウンセリングを行います。
無料で相談できる探偵事務所は多いですが、一部有料のところもありますので、事前に確認しましょう。
カウンセリングでは住所調査で探したい人の氏名、調査の目的、把握している対象者の情報などをヒアリングし、調査の正当性などを考慮して依頼を受けるかどうかを判断します。
②調査費用見積もり・契約の締結
依頼を受けた時点で分かっている情報から、調査費用を見積もりします。
それぞれの探偵事務所で最低料金が設定されていますが、予算を伝えておくと、予算内でできる調査を教えてもらえる場合もあります。
見積もり金額に納得できれば契約を結びますが、具体的な調査方法や支払い方法、途中で調査が終了した場合のキャンセルポリシーなど、契約書の内容をしっかり確認しましょう。
③調査開始
契約を結んだら調査開始です。
聞き込みや尾行、張り込みなどの方法で対象者の住所の特定を目指します。
この時、住民票や戸籍謄本を入手すれば調査がスムーズに進むこともありますが、探偵が第三者の住民票や戸籍謄本を閲覧することはできません。
これらの書類を入手できるのは本人と近親者(直系親族や同一世帯の人)に限定されているためです。
依頼者と調査対象者が家族である場合、住民票や戸籍謄本をあらかじめ取得しておけば、探偵の調査もスムーズになるでしょう。
④調査内容の報告
対象者の住所が特定できた場合、あるいは予め設定したプランの調査期間が終了した場合には、調査の詳細をまとめた調査報告書が作成されます。
住所の特定に至らず調査を延長する場合、改めて契約を結ぶことも可能です。
なお、調査で得られた結果は違法性のある行為には使えず、探偵に依頼する際も「調査結果の取り扱いに関する誓約書」を交わす必要があるので覚えておきましょう。
記事まとめ:人探し・行方・所在調査のご依頼は信頼のFUJIリサーチにお任せください

会いたい人がいる場合、または必要に迫られて探し出したい人がいる場合は、できるだけ早く調査を行うことをおすすめします。
なぜなら、依頼者の持つ情報が新しいほど調査がしやすくなるためです。
探偵に住所調査を依頼する場合には、成功率を上げるためにも調査スキルの高い探偵事務所を選びましょう。
当サイトを運営する探偵社FUJIリサーチは、住所調査をはじめさまざまな調査の成功実績を持つ探偵社です。
熟練の調査員が、丁寧なヒアリングのもと適切な調査を行いますので、探したい人がいる方はぜひご相談ください。

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