浮気調査グッズと呼ばれるものには色々な種類があります。
その中でも「盗聴器」はよく使われていますが、使い方によっては期待した効果が得られなかったり、違法行為にあたる場合もあるため、注意が必要です。
では浮気調査に盗聴器を使うのは違法なのでしょうか。
この記事では浮気調査で盗聴器を使う場合の正しい使い方や効果について、くわしく解説します。
盗聴器とは
盗聴器とは、ターゲット本人(対象者)に分からないように仕掛けて、その周囲の通話や会話などの音声を外部に流したり、録音したりできるものです。
盗聴器に内蔵されている高性能マイクは半径100m~1㎞程度の範囲の音を拾うことができ、それを受信機で受信して会話を聞き取ります。
盗聴器はデスクの裏などに張り付けて使う小型の機械、というイメージがありますが、現在の盗聴器はペンや電卓に内蔵されたものや、コンセントとして電源を確保しながら盗聴器としても使えるものなど、さまざまな種類があります。
浮気調査に盗聴器を使う目的
盗聴器は、旦那や妻の浮気調査はもちろん、いじめやハラスメントなど、さまざまな問題の証拠を獲得するために使われます。
残念なことに一部でストーカーによって盗聴器が悪用されるケースもありますが正しく使えば「証拠の獲得に非常に役に立つツール」であるといえるでしょう。
盗聴器は、浮気調査で証拠を獲得するためによく使われるツールです。
浮気調査に使う盗聴器の種類
盗聴器は大きく分けると「無線式盗聴器」と「有線式盗聴器」の2つの種類がありますが、日本で流通している盗聴器のほとんどは「無線式盗聴器」です。
無線式盗聴器の中でも形状や周波数(盗聴器に使用される電波)によっていくつかの種類があり、中にはヤマダ電機などの家電量販店で購入できるものもあります。
ここではよく使われる無線式盗聴器についてくわしく紹介します。
①会話用盗聴器(盗聴発信器)
盗聴発信器は会話用発信器とも呼ばれており、予め仕掛けられた盗聴器の周囲で発生する音を高感度のマイクで集音し、電波が到達する範囲内で聞く事ができます。
集めた音を電波で発信する盗聴器のことで、盗聴発信器から送られる音を聞くときは、盗聴器用受信機を使用します。
受信した音声はボイスレコーダーに録音可能なので、違法に仕掛けた盗聴器でない場合は音声を証拠として使えます。
※盗聴器の価格を目安で紹介しておりますが、これは盗聴器単体の価格です。実際には受信機が必要になりますので、ご注意ください。
①-1 コンセント型盗聴発信器(40,000円前後)
コンセント型盗聴発信器は、三穴コンセント型、テーブルタップ型、平コンセント型の3種類の形状があり、自宅や職場の100Vコンセントに差し込むだけで、簡単に仕掛けられ、見られても怪しまれない盗聴器です。
設置すればすぐに盗聴が始められ、半永久的に使用できます。メンテナンスや電池交換が不要なため、浮気調査には非常に使いやすい盗聴器といえるでしょう。
①-2 クリップ型盗聴発信器(30,000~50,000円)
クリップ型盗聴発信器は、壁コンセントの内部に仕掛けるタイプの盗聴器です。
仕掛ける場合には、壁コンセントを取り外す必要があるので手間はかかりますが、目に見えない場所にあるため見つかりにくく、またコンセント型と違って取り外される心配がありません。
この盗聴器もメンテナンスや電池交換なしに半永久的に使うことができ、仕掛ける場所によっては浮気調査に役立ちます。
①-3 電池式ボックス型盗聴発信器(30,000円前後)
電池式ボックス型盗聴発信器は、コンセントの無い場所でも仕掛けられるため、どんな場所でも設置して浮気調査ができるメリットがあります。
たとえば視界に入りづらいベッドの裏やタンスの裏側、椅子やテーブルの裏などです。両面テープを使えばさらに設置できる場所が増え、効率的に浮気調査ができるでしょう。
ただし電池式のため、電池交換が必要なことがデメリットといえます。
②盗聴用ボイスレコーダー(15,000~20,000円)
盗聴型ボイスレコーダーは、一般的なボイスレコーダーの形の物もあれば、電卓やペンの形になっている物もあり、盗聴器と気づかれずに浮気調査ができます。
この盗聴用ボイスレコーダーは、市販のボイスレコーダーと異なり、録音するための操作を必要としません。
VOS/VOX機能のついた盗聴用ボイスレコーダーの場合、音声を感知すると起動して録音を始めます。
このタイプの盗聴用ボイスレコーダーは、周辺が無音の時の無駄な録音がありません。(電池は使用します)
回収が必要なことと、浮気調査のために会話を確認するのに何時間もかかることがデメリットといえます。
浮気調査で盗聴器を使うのは違法?
実は浮気調査で「盗聴」を行うこと自体は違法ではありません。
ただ、盗聴器を仕掛ける場所によっては違法行為になる場合があるのです。
たとえば浮気調査のために自宅や、自宅の車に盗聴器を仕掛けるのは違法行為ではありませんが、自宅の電話に盗聴器を仕掛ける行為は「有線電気通信法」や「電気事業通信法」に反する行為であるため、「違法行為」となります。
また、浮気調査のために浮気相手の家に盗聴器を仕掛ける行為は、敷地内に無断で侵入することになるため「住居侵入罪」という違法行為とみなされますし、浮気相手の家のコンセントをコンセント型盗聴器に交換した場合には「窃盗罪」が適用されるため、注意が必要です。
浮気調査で盗聴そのものは違法にはなりませんが、盗聴器を仕掛ける行為が場所によっては違法行為となる場合があることを覚えておきましょう。
仕掛けることが多い場所は?
浮気調査で盗聴器を仕掛ける場合、どのような場所を選んだら良いのでしょうか。
浮気の証拠を得られることが何より大切ですが、旦那さんや奥さん、つまり対象者に気づかれないことが最重要です。
浮気調査中に対象者に気づかれれば、浮気の証拠が掴めないばかりか、夫婦関係が一気に悪化する可能性があります。
ここでは、浮気調査で盗聴器を仕掛けられることが多い場所を紹介します。
①自宅
少し前に芸能人の不倫で話題になりましたが、最近ではパートナーの留守中に自宅で不貞行為(浮気)をする人が増えています。
浮気調査ではパートナーが留守がちであったり、経済的に余裕が無い場合に自宅を使うケースが多いようです。
浮気調査のために自宅に盗聴器を仕掛ける場合は、ベッドの下側やリビングに小型の盗聴用ボイスレコーダーを仕掛けるのが良いでしょう。
②車に盗聴器を仕掛ける
浮気調査のために盗聴器を仕掛ける場所として、自分の家の車はおすすめの場所です。
自家用車がある場合、不倫相手と車で出かけている可能性は高いですし、車内で不貞行為を行うことも少なくありません。
旦那さんや奥さんの行動が怪しいと感じた時、または浮気しそうなタイミングで車に小型の盗聴型ボイスレコーダーを仕掛けてみましょう。
なお浮気調査のために車内に盗聴器を仕掛ける場合、エンジン音や音楽が大きく認識されてしまうことがあるため、事前に盗聴器の性能を確認しておくことをおすすめします。
③スマホ・携帯に盗聴アプリをインストールする
浮気調査のために、旦那さんや奥さんのスマホ・携帯に「盗聴アプリ」をインストールするケースが増えています。
盗聴アプリは、遠隔で強制的にスマホ・携帯を起動させてカメラ機能で写真撮影を行ったり、周囲の音の録音が可能です。
これは「浮気防止アプリ」と呼ばれるものですが、旦那さんや奥さんのスマホ・携帯に無断でアプリをインストールして浮気調査する方法は、刑法168条「不正指令電磁的記録に関する罪」にあたる可能性があるため、おすすめできません。
盗聴で得られる証拠は?
浮気調査のために盗聴器を仕掛け、上手く盗聴できた場合に得られる証拠には、次のようなものがあります。
- 旦那さんや奥さんが出会った人物と会話の内容
- その人との関係性、親密度
- 肉体関係(性交渉)と推測される音声
この他に、会話の内容で二人の本気度や今後の予定(旅行の計画など)も得られる可能性があります。
ただ、かなりショックを受ける可能性は否定できません。
盗聴で起こりうるトラブル
浮気調査のために盗聴器を使用したことで、トラブルにつながるケースも少なくありません。
よくある盗聴器に関するトラブルを紹介します。
- 配偶者や浮気相手に気づかれてしまった
- 車内に盗聴器を仕掛けたが、録音状態が悪く聞き取れなかった
- 仕掛けたはずの盗聴器がなくなっていた
- 盗聴器を仕掛けた後、回収できず放置状態になっている
- 高性能の盗聴器を購入したら使いこなせなかった
- 盗聴器による浮気の証拠は裁判では使えないと言われた
- 盗聴アプリを無断でインストールしたことで離婚を告げられた
- 不倫(性交渉)の事実を知り、鬱になった
浮気調査のために盗聴する行為は違法にはなりませんが、配偶者に知られて夫婦関係に修復が難しい溝が生まれたり、不倫の事実を知って深く傷つくケースが多く見受けられます。
自分で盗聴器を使って浮気調査を行うのはリスクが高いといえるでしょう。
盗聴で得られた証拠で慰謝料請求できる?
盗聴で得られた証拠を使って慰謝料請求をすることはかなり難しいです。
まず自宅や社内に盗聴器を仕掛けて浮気調査を行ったとしても、不倫の証拠が得られる可能性はそう高くはありません。
一般的に不倫をする場合、自宅や社内を利用するのは罪悪感が大きく、実行する人が少ないからです。
また住居不法侵入や器物破損、窃盗罪などの違法行為の上で浮気相手の家に盗聴器を仕掛けて音声による証拠を得たとしても、裁判等で使うことはできません。
盗聴による調査は無駄なの?
盗聴器を使って浮気調査を行うことは無駄にはなりません。浮気の事実を知った時点で探偵事務所や興信所に相談しましょう。
探偵や興信所に浮気調査を依頼すれば費用はかかりますが、自身の浮気調査で得た証拠から二人が会うタイミングを予想できれば調査期間が短縮でき、費用を抑えることが可能です。
そして慰謝料請求に必要な証拠をしっかり獲得できます。
盗聴で証拠が得られた場合の注意点
自分で行った浮気調査で、盗聴による証拠が得られた場合、配偶者を問い詰めたり責めたりしたくなる気持ちはよく分かります。
でももし慰謝料請求を考えているなら、ここはぐっと堪えましょう。なぜなら、自分で行った浮気調査で得た証拠を突き付けて配偶者を責めても、その場限りの謝罪で話が終わってしまう可能性があるためです。
配偶者と不貞行為を行った浮気相手からきっちり慰謝料を支払ってもらうためには、慰謝料請求が可能な証拠をそろえる必要があります。
自分で行った浮気調査で得られた証拠を突き付けてしまうと警戒されてしまい、慰謝料請求に必要な証拠を獲得するのが難しくなる可能性が高いです。
浮気が立証できる証拠とは
不貞行為(浮気)が立証でき、慰謝料請求が可能になる証拠とは、次のようなものをいいます。
探偵事務所や興信所に浮気調査を依頼した場合、これらの証拠を獲得するために浮気調査が行われます。
- 2人でラブホテルに出入りしている写真や動画
- 肉体関係があることが推察される内容のメールやSNSのやりとり
- 2人で利用したラブホテルの領収書
- 不倫の事実を認めた浮気相手の証言
探偵事務所や興信所による浮気調査は、法律の範囲内で行われるため、安心して任せられます。
もちろん調査のプロによる浮気調査ですから、しっかり浮気の証拠を集めてくれるはずです。
まとめ|浮気調査はFUJI探偵リサーチにご相談ください
浮気調査は素人には難しく、方法を間違えると違法行為にあたることもあります。
また違法行為によって集めた不倫(浮気)の証拠は、慰謝料請求では使えないため、注意が必要です。
パートナーが浮気をしている可能性があり、真実を確かめたいならまずFUJI探偵リサーチにご相談ください。
浮気調査を行う場合、パートナーに知られることなく浮気の真偽を突き止め、浮気が発覚すれば浮気相手に慰謝料請求が可能な証拠を獲得し、ご報告致します。
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