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株式会社ワンプロテクト 代表取締役
記事の監修担当者：
髙村 一成 氏
人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。
探偵事務所と興信所の違い
探偵事務所と興信所の違いとはどのようなことがあるのでしょうか。
実は探偵事務所と興信所の違いは、現代ではほとんどありません。でも探偵事務所と興信所の歴史が始まった頃には、興信所と探偵事務所は違う業種でした。
ここでは両者のそれぞれの特徴を確認してみましょう。
探偵事務所とは
探偵事務所は、もともと身分を明かさずに調査対象者の社会関係調査（行動調査・浮気調査・行方調査・結婚調査・犯罪調査など）を行っていました。 簡単にいうと探偵事務所の業務は、依頼主が個人の場合が多かったというのが特徴といえるでしょう。 探偵事務所では、浮気調査などの信用調査や人探しなどの行方調査、ストーカー、盗聴器発見などを「張り込み」「尾行」「聞き込み」などによって徹底的に調べるのを得意としています。 相手に気づかれず調査対象者についてくわしく知りたい方に適しています。興信所とは
興信所は身分を明かした上で、主に企業の「信用調査」を行っていました。 簡単にいえば、企業の信用調査とは、企業の資産状況や経営状態などを調べる業務のことです。 具体的にいうと、興信所は経済関係調査（企業信用調査、個人信用調査、雇用調査、市場調査など）を主に行っていました。 現代でも企業の信用調査は興信所が行うことが多いようです。興信所の歴史
日本の興信所は、銀行の出資で設立された機関です。 明治時代に企業が手形による支払いを始めたことで「企業の信用」を確認する必要に迫られたことが興信所の始まりといえるでしょう。 商業手形取引は、相手の企業の経営状態によっては利益がゼロになる可能性があるため、本当に信用できる相手なのかどうかを確認するために興信所の調査が必要になったというわけです。 そのような背景があったため、企業の調査の中身は、法人の営業状況や資産、また代表者個人の学歴や出生地、家族構成、趣味に至るまで、莫大な情報が記録されました。 ここまで細かく調査がなされたことで、企業は安心して手形での取引ができたということなんですね。調査内容の違い
探偵事務所と興信所の調査内容は、現代においては両者の違いはなくなっています。
探偵事務所でも興信所でも調査項目は変わりません。ただし、個々の探偵事務所や興信所によって、取り扱う調査項目は異なります。
そのため、調査を依頼する際には、ご自分の希望する調査が、調査項目にあるかどうかを確認することが大切です。
ここでは、探偵事務所や興信所が取り扱う調査項目のうち、主なものをくわしく紹介します。
①浮気調査
パートナー（旦那など配偶者や婚約者）が不倫（浮気）をしているかどうか、事実確認を行う調査のことです。 依頼者の希望に応じて、離婚や慰謝料を請求するために、不貞行為（浮気）の証拠を入手することも調査に含まれます。②身辺調査（身元調査 / 身上調査）
身辺調査は、個人の素性や素行、人間関係、生活状況、経歴などを調べ、依頼者が必要とする情報を入手することです。 身辺調査は、調査対象者の実態を明らかにするもので、個人的、また社会的に信用できる人物であるか否かを判断する目安として効果的な方法とされています。家族の結婚相手に対してもよく行われます。③行方調査（所在調査）
行方調査とは、いわゆる人探し調査全般のことで、家出や失踪などが理由で現在行方がわからない人や、初恋の人、借金が理由で失踪した人などの住所特定のために捜索することです。④信用調査（企業、個人）
調査対象者や企業の資産、経営状況、債務状況などを調べることです。⑤盗聴器発見調査
盗聴器発見調査は、知らないうちに仕掛けられた盗聴器や隠しカメラなどがないか調べることです。最近ではストーカー絡みで盗聴器や隠しカメラが仕掛けられているケースが増えています。⑥いじめ確認調査
いじめ確認調査とは、いじめの実態を調べ、いじめの証拠を集めてくれる調査のことです。⑦ストーカー調査
ストーカー調査とは、ストーカーによるつきまといや嫌がらせの実態を調査して、ストーカーの身元を特定したり、証拠を押さえたりすることです。調査費用（料金）の相場金額に違いはある？
探偵事務所や興信所の調査費用（料金）の相場金額はいくら位かかるのでしょうか。
ここでは探偵事務所と興信所の調査費用（料金）の相場金額についてくわしく解説します。
調べてみたところ、探偵事務所と興信所の間で調査費用（料金）に違いはなく、個々の探偵事務所、興信所の料金設定による値段の違いがあります。
調査費用（料金）の相場は、料金プランでも違いがある
探偵事務所と興信所の調査費用（料金）は、料金プランによっても違いが生じます。
探偵事務所や興信所の主な料金プランと調査費用（料金）の相場金額を確認してみましょう。
ここでは浮気調査を例に挙げて、各料金プランと調査費用（料金）の相場金額について解説します。
①時間制料金プラン（稼働時間で費用が決定する）
時間料金制プランとは「調査員1名の1時間あたりの費用（料金）×調査時間（稼働時間）×調査人数」によって費用（料金）が計算されるプランです。 調査に時間がかかるほどかかる費用（料金）が高額になります。 基本的に成功報酬費用などは発生しません。時間制プランの場合、調査費用の相場料金は30～100万円程度です。②パック型料金プラン（時間のまとめ買いで費用が決定する）
パック型料金プランは、調査費用（料金）を時間をまとめ買いして時間あたりの費用を抑える料金体系のことです。 調査費用（料金）や機材費用、書類作成費用、経費など全ての費用が含まれます。 調査にどれ位時間がかかるかわからない場合におすすめです。 この料金プランの調査費用（料金）の相場は、20時間パックで30～40万円、30時間パックで30～50万円、40時間パックで40～60万円ほどです。③成功報酬型料金プラン（調査に成功したら費用が発生するタイプ）
成功報酬型料金プランは、浮気調査が成功した場合に報酬として費用（料金）が発生します。個々の探偵事務所や興信所によって報酬の料金（費用）は異なりますが、60 ～100万円が相場の費用（料金）といわれています。探偵事務所や興信所によっては、着手金が必要なところもありますので、無料相談時に確認しておくと良いでしょう。 また完全成功報酬型の料金プランでは、調査が失敗した場合、一切費用（料金）が発生しません。 成功報酬型料金プランでは、「浮気調査の成功」が何を意味するのかを事前に確認しておくことが重要です。 この点を確認しないとトラブルにつながる可能性があり、実際料金トラブルが起こって消費者センターに多くの相談が寄せられています。探偵事務所と興信所、どちらに依頼するべき？
浮気調査や身辺調査など、何か調査を依頼したい場合、探偵事務所と興信所のどちらに依頼するべきでしょうか。
探偵事務所と興信所、両者の間に大きな差はありません。どちらを選んだ場合も、浮気調査や信用調査、素行調査などさまざまな調査が可能です。
探偵事務所と興信所のどちらを選ぶというよりも、個々の探偵事務所や興信所の得意な調査項目、また費用（料金体系）などをしっかり見比べた上で目的合った事務所を探すことをおすすめします。
例えば浮気調査を依頼するなら、ホームページ上に浮気調査の内容や料金体制（費用）、実績などが紹介されている事務所が良いでしょう。
また無料相談時に「相談しやすいかどうか」「信頼できそうかどうか」などを確認しておくと良いでしょう。
まとめ｜調査のことなら探偵社FUJIリサーチへ
探偵事務所と興信所は、現代では明確な違いは無くなっています。
そのため、調査してほしい項目に応じて、その分野の調査を得意とする探偵事務所や興信所を見きわめ、依頼することが大切です。
相場の費用（料金）も紹介しましたので、是非参考になさってください。
探偵社FUJIリサーチでは浮気調査や結婚前の素行調査、結婚調査など、さまざまな調査項目に対して豊富な経験があります。
恋愛トラブルから家族のトラブル、ご近所トラブルなど、お悩みがあれば何でも安心してご相談ください。
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