パートナー(配偶者)の浮気が疑われる場合、探偵事務所や興信所に調査を依頼するのが一般的です。
でも本当に浮気(不倫)しているのか確信が持てない場合、セルフ浮気調査(自分で浮気調査すること)を行うのもひとつの方法です。
この記事では、探偵に依頼せずセルフ浮気調査する方法についてくわしく解説します。
セルフ浮気調査のきっかけとなるパートナーの浮気の兆候とは
パートナーが浮気をしているかも知れない、と思うのはどんな時でしょう。
次に紹介するのは、一般的に「浮気の兆候」とされている「変化」です。
当てはまる項目がひとつだけならそれほど心配する必要はないでしょう。でもいくつか当てはまる変化があれば、浮気を疑うべきかもしれません。
まずは日頃のパートナーの言動と照らし合わせてみましょう。
- スマホを常に手放さなくなった
- スマホを下向きに置くようになった
- あなたがスマホに触ることを嫌がるようになった
- 残業や休日出勤が増えた
- 服装が変わった
- 新しい趣味ができた
- あなたの予定を聞くことが増えた
不倫の証拠とはどんなもの?
浮気の証拠とはどのようなものを指すのでしょうか。
パートナーの不倫を理由に離婚や慰謝料請求を行う場合、「不貞行為(性交渉)」があったことを示す証拠が必要です。
例えば「パートナーと不倫相手がラブホテルに出入りする写真」があれば、不貞行為があったと推察できるため、浮気の証拠といえます。
レストランで仲良く食事している写真では不貞行為があるとは言えないため、不倫の証拠にはなりません。
このように夫婦関係における浮気(不倫)の証拠とは「性交渉があったと推察できる写真や動画」がもっとも明らかな証拠になります。
セルフ調査で浮気の証拠を集めることはできる?
セルフ浮気調査で浮気の証拠を集めることは可能です。
ただ自分で浮気調査を行う場合、前述のようなラブホテルに出入りする写真を撮影することは難しいです。
自分で浮気の証拠を見つけるにはどのように調査すれば良いのでしょうか。
また浮気の証拠を見つけた場合、何をしたら良いのでしょうか。ここではセルフ浮気調査の方法をくわしく解説します。
①財布をチェック
財布は毎日使うものですから、パートナーが浮気しているなら何かしら浮気の証拠が残されているかも知れません。
セルフ浮気調査をする方法として、財布の中のレシートを確認します。
カップルで利用するようなレストラン、2名分のホテルの宿泊費用など、浮気の証拠と考えられるものがあれば念の為に写真を残しておきましょう。
その場合、自分がいつその不倫の証拠を見つけたのか分かるように日付を入れて写真を撮るのがポイントです。
写真を撮ったらパソコンなどに転送してまとめて保存しておくと、後々慰謝料請求などで必要になった時にすぐ取り出せます。
②スマホをチェック
スマホには個人情報が詰まっています。パートナーが浮気をしている場合、必ず何かしらの証拠が残っていると考えて良いでしょう。
ただ、人のスマホを勝手に見る行為はプライバシー権の侵害にあたる恐れがあるため、おすすめできません。
パートナーが浮気をしているのか探るには、「自分のスマホが充電切れなのであなたのを貸してほしい」と頼んでみましょう。
すんなり貸してくれる場合は、パートナーが浮気をしている可能性が少し低くなります。
頑なに貸してくれない場合やあなたから見えないようにロック解除してから貸してくれる場合は、やましいことを隠している可能性が高いです。
③クレジットカードの利用履歴をチェック
パートナーのクレジットカードが家族カードの場合、セルフ浮気調査として利用履歴をチェックする方法もあります。
明細の中にブランドショップでの買い物などの怪しい請求はありませんか。
もし請求明細の中に怪しい項目があれば、写真に撮って保存しましょう。
クレジットカードが個人カードの場合、セルフ浮気調査で明細をチェックするとプライバシー権の侵害にあたる恐れがあるため、注意が必要です。
④ドライブレコーダーをチェック
パートナーが浮気の際に家族所有の車を使用しているケースでは、ドライブレコーダーをチェックすれば浮気の証拠が見つかる可能性があります。
ドライブレコーダーを付けていない場合、最近頻繁にニュースになるあおり運転などを理由に自分から取り付けを提案してみましょう。
セルフ浮気調査のためとは思わず、賛成してくれる可能性は高いです。
ドライブレコーダーは数日間データを保存し、古いデータに上書きされる仕組みになっているので、セルフ浮気調査の際は容量の大きなSDカードを使うか、SDカードを複数枚用意して中身をチェックしましょう。
またWi-Fi機能の付いたドライブレコーダーの場合はSDカードを抜き取らなくてもデータを取り出せるので、セルフ浮気調査を行うときにはドライブレコーダーの機能を確認しておくことをおすすめします。
⑤位置情報をチェック
ドライブレコーダーにGPS機能がついていればセルフ浮気調査ができます。
パートナーの行動履歴から頻繁に訪れている場所が分かれば、自分で尾行する必要もありません。
浮気相手の家が突き止められるかも知れませんし、いつも同じホテルを利用している可能性もあります。
⑤-1 ドライブレコーダーのデータをパソコンに保存する方法
ドライブレコーダーの中に保存されたデータを取り出す場合、いくつかの注意点があります。
まず、ドライブレコーダーを購入した際に専用ビューワソフトが同梱されていたら、パソコンにインストールしてSDカードの中のデータを再生したり、バックアップ保存できます。
もし同梱されてなければメーカーのサイトから自分でダウンロードできるはずなので、確認してみましょう。
専用ビューワソフトを使うと、Googleマップと連動させて行動履歴を確認することもできます。セルフ浮気調査には心強いツールですので、ぜひ活用してみましょう。
⑥ボイスレコーダーを仕掛けてチェック
ボイスレコーダーを仕掛けることでセルフ浮気調査することができます。
人の声に反応して録音を始める機能があるボイスレコーダーを使えば自分で動かなくても浮気の証拠を手に入れることが可能です。
ただボイスレコーダーはどこに仕掛けても良いというわけではありません。
パートナーの鞄や個人所有の車に仕掛けるのはプライバシー権の侵害にあたるため避けた方が良いでしょう。
自宅や家族所有の車であれば、夫婦の共有財産ですのでボイスレコーダーを仕掛けても問題ありません。
ボイスレコーダーは長時間録音でき、バッテリーが長持ちするものを使うのがおすすめですが、回収後に音声を確認する際、チェックに時間がかかることは覚悟しておきましょう。
セルフで浮気調査に潜む4つのリスク
セルフ浮気調査を行う場合、次の4つのリスクが考えられます。
事前にリスクを知っておけば、安全にセルフ浮気調査を行うことができるでしょう。
①調査がバレてパートナーからの信頼を失う恐れがある
セルフ浮気調査は、調査がバレてパートナーの信頼を失う恐れがあります。 探偵は調査のプロですから、対象者にバレないよう調査を進めることができますが、素人の場合調査がバレるケースも少なくありません。
あなたに浮気を疑われてたことで、パートナーが傷つく可能性は高いですし、信頼を失う恐れもあるため、注意が必要です。
②違法行為にあたる可能性がある
セルフ浮気調査では、夢中になり違法行為をしてしまうことがあります。
例えば、パートナーのスマホの中身を勝手に調査するとか、パートナーの持ち物に盗聴器を仕掛けるといった行為は、プライバシー権の侵害にあたる行為です。
場合によっては相手から訴えられ、慰謝料を受け取るどころか損害賠償請求される恐れもあるため、注意しましょう。
この他、セルフ浮気調査でやってしまいがちな違法行為は次のとおりです。
パートナー宛ての郵便物を勝手に開封する | 信書開封罪 |
パートナーのスマホに浮気防止アプリをインストールする | 不正指令電磁的記録供用罪、不正アクセス禁止法違反罪 |
ログインが必要なSNSなどを勝手に見る | 不正アクセス禁止法違反 |
パートナーや浮気相手を尾行する際、他人の家の敷地内に入ってしまう | 住居不法侵入罪 |
③警戒され、証拠が掴めない可能性がある
セルフ浮気調査はパートナーに気づかれやすく、警戒されて証拠が掴めない可能性が高いです。
パートナーの浮気は、自分で考える以上に精神的なダメージを与えます。
そのため普段どおりにしているつもりでも感情が態度に出てしまい、浮気を疑われていることに気づかれてしまうケースも少なくありません。
セルフ浮気調査を行う場合は、いつも通りの態度でいないとパートナーに気づかれて失敗する可能性が高いことを理解しておきましょう。
④セルフ浮気調査で得た証拠だけでは離婚や慰謝料請求が難しい
ホテルの宿泊費やプレゼントの領収証が集まったとしても、それだけでは離婚や慰謝料請求を行うのは難しいです。
これは不貞行為は配偶者以外の人と性交渉(肉体関係)を持つことを指すためで、離婚や慰謝料請求を行う場合には、二人の写真や不倫相手の身辺調査も必要になるでしょう。
離婚・慰謝料請求のための証拠はプロの探偵事務所に依頼しよう
離婚や慰謝料請求のための証拠集めは、プロの探偵事務所に依頼するのが安心です。
セルフ浮気調査によって、パートナーの浮気の証拠を掴みたいと考える気持ちはよく分かります。
でもセルフ浮気調査はリスクが高く、よほどしっかりした証拠が掴めないと離婚や慰謝料請求は難しいです。
また調査に夢中になるあまり違法行為に及んでしまう可能性があるため、調査のプロに任せるのが安心です。
悪質な探偵業者にご注意ください
浮気調査を探偵に依頼する際は、悪質な業者にご注意下さい。
探偵事務所に浮気調査を依頼するケースが増えるのに比例して、悪質な探偵業者との料金トラブルが増えています。
相談が多く寄せられるトラブルは次のような内容です。
- 費用を支払ったら連絡が取れなくなった
- 調査費用が格安だったので調査依頼したら高額な経費を請求された
- 調査報告書が証拠として採用されなかった
1.費用を支払ったら連絡が取れなくなった
悪質な探偵業者の場合、事務所を構えていないことも多いです。
調査費用を前払いしたら連絡が取れなくなるケースを避けるには、ホームページに記載された住所に実在する探偵事務所で面談を行いましょう。
2.調査費用が格安だったので調査依頼したら高額な経費を請求された
ホームページで「格安の調査費用」を記載し、実際請求する際に高額な諸経費を上乗せする悪質な探偵業者との料金トラブルも多いです。
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合には、無料相談時に経費の内訳などをしっかり確認しておくことをおすすめします。
3.調査報告書が証拠として採用されなかった
調査報告書は探偵事務所が作成する書類で、浮気調査を時系列に客観的にまとめたものです。
この調査報告書は裁判などでも証拠として使用できますが、探偵事務所によりクオリティに差があります。
後で困ることのないよう、無料相談の時には必ず調査報告書のサンプルを見せてもらって、内容を確認しておきましょう。
国民生活センターに寄せられる相談も年々増えているため、これらのトラブルを避けるには信頼できる探偵事務所の見きわめが大切です。
浮気・不倫調査は探偵社FUJIリサーチにご相談ください
浮気、不倫調査は探偵社FUJIリサーチにぜひご相談ください。
探偵社FUJIリサーチは、調査力の高さを評価され、永年にわたってメディアへの取材協力を行っている探偵事務所です。
探偵社FUJIリサーチでは、これに甘んじることなく探偵業界初の「技術教官」を設置して、常に自社の調査スキルを磨いています。
これは、個々の経験を社内共有することで、常に組織全体の調査力を底上げする仕組みのことです。
また悪質な探偵業者の排除を目標に掲げる探偵業協会の会員であることも、探偵社FUJIリサーチをおすすめする理由です。
記事まとめ
セルフ浮気調査の方法と注意点、調査を成功させる秘訣を紹介しました。
パートナーに浮気の兆候が見られるためセルフ浮気調査をお考えの方は、自分で全てを明らかにしようと無理をせず、違法行為にあたらない方法で調査してみましょう。
セルフ浮気調査で不倫の情報が揃っていれば、探偵事務所に調査を依頼したとしても、費用を抑えることができます。
離婚や慰謝料請求で使える証拠が掴めたら、それを元に夫婦で話し合うのもひとつの方法です。
パートナーの浮気に振り回されるのではなく、あなたが選択権を持てるように、浮気の証拠をしっかり掴みましょう。
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