誰しも「もう一度会いたい人」がいるのではないでしょうか。
自分で捜索しても比較的簡単に尋ね人が見つかることもあれば、何年かかっても手掛かりが見つからないケースもあります。
終戦後は、NHKラジオで「尋ね人の時間」という番組があり、尋ね人にあんする手紙を読み上げて放送を聞いた尋ね人からの連絡を待つ、という方法もありました。
現在では、尋ね人の捜索(人探し)はどのように行われるのでしょうか。この記事では、尋ね人の意味と探し方についてくわしく解説します。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役
記事の監修担当者:
髙村 一成 氏
人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。
尋ね人という言葉(ワード)の意味

尋ね人の意味は辞書によると「居所がわからなくて探されている人」です。
警察庁生活安全局生活安全企画課が発表した「令和2年における行方不明者の状況」によると、20代の行方不明者が約14,000人と最も多く、全体では毎年約8万人が尋ね人になっています。(2022年については不明)
また9歳以下の子供の行方不明者(尋ね人)も、毎年1,000人以上いるのです。8万人の尋ね人がいるということは、それ以上の「会いたいと思っている人」がいるということでもあります。
参考:警察庁生活安全局生活安全企画課「令和2年における行方不明者の状況」https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/R02yukuefumeisha.pdf
捜索方法を解説

尋ね人といっても、さまざまな種類があります。
進学や転勤、引っ越しなどで自然に消息が分からなくなったケースもあれば、家出や失踪といった「自分の意志で行方をくらませ、尋ね人になる場合」もあるでしょう。
また悲しいことに一部では事件に巻き込まれ、尋ね人になるケースも存在します。ここでは尋ね人の捜索する場合の方法をくわしく紹介します。
自分で探す方法(掲示板、SNSのsearchなど)
尋ね人(人探し)を自分で行う場合、次のような方法があります。
- 「尋ね人」などの人探し掲示板を利用する
- LINEやTwitter、FacebookなどのSNSを利用する
- ビラやポスターなどを作成し配る(貼る)
- 新聞に「尋ね人」の広告を出す
- 住民票(除票)を閲覧する
- 友人、知人に聞いて回る
1.「尋ね人」などの人探し掲示板を利用する
「尋ね人」という「人探し掲示板」サイトに情報を載せることで、探している人(尋ね人)が見つかる可能性もあります。
ただし、「掲示板サイトを見る人が限られる」ことと、「くわしい情報をサイトに載せると悪用される場合がある」というデメリットがあります。
2.LINEやTwitter、FacebookなどのSNSを利用する
LINEやTwitterなど、SNSアプリの使い方によっては、検索機能を使って尋ね人を探す方法もあります。
例えばFacebookの場合、本名で登録する必要があるため、尋ね人が登録していれば見つかる可能性が高いですが、自分の意志で消息を絶った人であれば捜索は難しくなるかも知れません。
3.ビラやポスターなどを作成し配る(貼る)
尋ね人の写真や「身体的特徴」「失踪した日時」などの情報を元に、尋ね人の情報を求めるビラやポスターを作成して配ったりする方法もあります。
ただし尋ね人の所在が分からなくなった場所周辺で行うのが効果的です。
また尋ね人に関するポスターは人目につく場所に貼ると効果的ですが、その場所(建物の壁なら建物の所有者)の承諾を得る必要があります。
4.新聞に「尋ね人」の広告を出す
新聞に「尋ね人」の広告を出す方法もあります。新聞広告は幅広い地域、世代に読まれているため、広く情報提供を呼び掛けることができるでしょう。
ただし、掲載費用が数千円~1万円かかることと、人の目に留まりにくいというデメリットがあります。
5.住民票(除票)を閲覧する
尋ね人が家族で住んでいた場所が分かる場合には、住民票の除票を閲覧する方法があります。
住民票の除票には、転居や死亡によって削除されたデータも記載されているため、除票を閲覧すると尋ね人の情報が得られる可能性もあります。
6.友人、知人に聞いて回る
尋ね人の友人や知人に行方を聞いて回る方法もあります。尋ね人の所在は分からなくても、新たな手掛かりが発見できるかも知れません。ただし当人から口止めされていて、情報がもらえないこともあります。
警察に依頼する
自分で尋ね人を探す一方、警察に依頼する方法もあります。
尋ね人が子供であったり、自殺の可能性がある場合などは、すぐに警察に相談すれば、保護してもらえる可能性が高まります。
ただ失踪してから長い年月が経っていたり、家出など事件性の無いケースでは、積極的に調査してもらえない可能性が高くなります。
また、尋ね人が成人している場合、警察は帰宅を促すことはできても、保護することができません。
探偵に依頼する
警察が積極的に動いてくれないケースや、初恋の人などを探す場合には、探偵に依頼する方法もあります。
探偵というと「浮気調査」というイメージが強いかも知れませんが、探偵は各都道府県の公安委員会に認められた調査のプロです。
それに加えて、事件性の有無に関わらず調査してくれることもメリットといえます。
捜索は時間との勝負

尋ね人がいるなら、一日も早く行動しましょう。
日本では、終戦後の「尋ね人の時間」のようなラジオ番組はなくなったものの、時々テレビ番組で「尋ね人」を探す企画があり、番組の直後はたくさんの目撃情報が寄せられ、尋ね人が見つかるケースもあるようです。
「ブリング・ミー・ホーム(英語で「私を家に連れて帰ってという意味」)」という韓国映画があります。
あらすじは、尋ね人の子供を夫婦が何年もかけて探すというものですが、事件性があっても警察がなかなか動いてくれず、ただ年月が流れていきます。
映画の中の話と思われるかも知れませんが、これは実話を元にしています。
尋ね人は、時間が経つにつれて家族以外の人々の記憶からどんどん忘れられていくため、一日でも早く捜索を始めることが大切です。
尋ね人のご依頼は

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