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年間の失踪者数は約8万人!蒸発する人の心理とは
まずは、失踪者が姿を消す前によくとる行動・言動と、そこから読み取れる失踪者の心理状態について詳しく見ていきましょう。年間の失踪者推移
以下は、2022年6月に警察庁生活安全局人身安全・少年課から発表された「令和3年における行方不明者の状況」に掲載されている平成29年から令和3年までの失踪者数の推移です。年齢別 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 |
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9歳以下 | 1,198 | 1,216 | 1,253 | 1,055 | 1,010 |
10歳代 | 16,412 | 16,418 | 15,572 | 12,860 | 13,577 |
20歳代 | 17,052 | 18,518 | 17,852 | 14.516 | 15,714 |
30歳代 | 10,615 | 10,996 | 10,512 | 8,879 | 9,628 |
40歳代 | 8,502 | 8,239 | 7,935 | 7,066 | 6,841 |
50歳代 | 5,507 | 5,761 | 6,016 | 5,314 | 5,351 |
60歳代 | 5,663 | 5,488 | 5,109 | 4,442 | 4,149 |
70歳代 | 9,425 | 10,000 | 10,517 | 10,487 | 10,242 |
80歳以上 | 10,476 | 11,326 | 12,167 | 12,403 | 12,706 |
合計 | 84,850 | 87,962 | 86,933 | 77,022 | 79,218 |
引用:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/R03yukuefumeisha.pdfまた令和3年に行方不明届が出された79,218人のうち、男性は50,289人・女性は28,929人となっていました。 失踪者の割合としては男性の方が多いものの、女性の失踪者も年間3万人近くいることから、性別や年齢を問わず、誰にでも失踪の可能性はあると言えるでしょう。
失踪者の心理状況・蒸発前の兆候
自らの意思で失踪・蒸発といった行為に出るケースでは、失踪者が以下のような心理状態にあることが多いと考えられます。- 現在置かれている環境が嫌になってしまった
- 自分のことを誰も知らない場所で一からやり直したい
- ひとりになりたい・誰にも会いたくない など
- 遠くに行きたい・消えたいなどと周囲にもらす
- 連絡の返事が遅い・誘いを断られるなど、距離をとろうとする
- 不用品の処分や身辺整理をはじめる など
失踪の理由・原因として多いもの
失踪者の多くは、何らかの事情や理由があって精神的に不安定な状況となり、結果として失踪や蒸発という行為に出てしまいます。 続いて、失踪者の理由・原因として割合の高いものをいくつか見ていきましょう。失踪の理由①家庭環境によるもの
パートナーからのDVや義家族との関係悪化など、家族関係のトラブルを理由に失踪してしまうケースです。 家庭内の問題は外から見えないため深刻化しやすく、失踪者も積もり積もった不満から失踪に至ることが多いのが特徴。 この場合、失踪者は念入りに準備したうえで行動に移すケースが多いため、発見することはもちろん、発見後元の環境に戻ってくる可能性も低いと言えるでしょう。失踪の理由②学校・会社での成績不振によるもの
子どもの場合、学校での勉強についていけなかったり、進路に関して家族からの理解を得られなかったりしたために失踪してしまうケースがあります。 また社会人であっても、成績が悪く自分に自信が持てないという理由から失踪に至るケースは珍しくありません。失踪の理由③友人・恋人とのトラブルによるもの
失踪者が学生の場合、学校でのいじめや人間関係のトラブルが失踪の理由になっているケースも多く見受けられます。 また失踪者が大人の場合は、恋人との喧嘩や浮気・不倫が理由になっている可能性も考えられるでしょう。 中には不倫相手との関係が深まり、一緒に駆け落ちするという形で失踪してしまうこともあります。失踪の理由④金銭関係のトラブルによるもの
多重債務を抱えていたり、いわゆる“闇金”からお金を借り入れていたりする場合、返済を踏み倒す目的で失踪してしまうことも少なくありません。 なお金銭関係が原因の場合、保証人になっている人や親族に返済義務が課せられるなど、周囲の人間関係にも影響を及ぼす可能性がある点に注意が必要です。失踪の理由⑤病気によるもの
うつ病などの精神疾患によって心理状態が不安定になり、恐怖感や絶望感などから姿をくらましてしまうことがあります。 この場合、単なる失踪ではなく自殺目的の失踪である可能性も高いため、早急に捜索依頼を出すようにしましょう。 またその他、例えば認知症を発症し、本人にその意思がなくても失踪状態になってしまうといったケースも多いようです。失踪者の捜索方法
家族や友人が行方不明になってしまった場合は、慌てず冷静に対処することが大切です。 ここからは、失踪者の捜索方法として代表的なものをご紹介していきます。自力で捜索する
例えば家族とケンカした勢いで家を飛び出してしまった場合など、突発的な理由での失踪であれば自力でも比較的発見できる可能性が高いでしょう。 自力で失踪者を捜索する方法には以下のようなものが挙げられます。- 電話・メール・SNSなどを通じて本人の携帯に連絡を入れる
- 失踪者の友人や他の家族に連絡する
- 失踪者の職場や学校に連絡する
- 失踪者と関連のある場所に足を運んでみる
警察に行方不明者届を提出する
一方、なんの前触れもなく失踪してしまった場合や、1日経っても帰ってこない・連絡がつかないといった場合は、何らかのトラブルに巻き込まれていることが考えられます。 こうした場合は自力で捜索しても発見できない可能性があるため、速やかに警察に相談し、行方不明者届を提出しましょう。 ただし、警察は全ての失踪者を積極的に捜索しているわけではなく、基本的には以下の「特異行方不明者」に該当する場合しか協力を望めません。事故遭遇 | 行方不明になる前の行動から、交通事故・水難事故などに遭遇している可能性がある場合 |
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自殺企画 | 行方不明になる前の言動から、自殺のおそれがある場合(遺書が置いてあるなど) |
自傷他害 | 精神障害や危険物の携帯によって、自身または他人に害を及ぼすおそれがある場合 |
自救無能力 | 認知症患者・高齢者・年少者など、1人で生活することが難しい人物の場合 |
探偵事務所・興信所へ相談する
探偵事務所・興信所は人探しの専門業者であるため、事件性が低く警察が動いてくれないような場合でもしっかりと調査を行ってくれます。 また探偵は独自の情報網や高スペックの機材を有しており、自力で探すよりも格段に効率的な捜査が可能です。 警察と異なり調査依頼には費用がかかりますが、一刻も早く失踪者を発見したい場合は利用を検討してみると良いでしょう。失踪の理由と捜索方法まとめ
- 失踪者は失踪直前に不審な言動・行動をとるケースが多い
- 失踪の理由・原因としては、家庭や学校・職場における人間関係のトラブルや金銭関係のトラブルによるものが多い
- 失踪者が出た場合は速やかに警察へ連絡し、内容によっては探偵事務所への相談も検討するのがおすすめ
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