調査を探偵に依頼して浮気の証拠がなかった場合はどうする？

パートナーが浮気しているのではないかと疑う場合、探偵に調査を依頼することがあるでしょう。しかし、必ずしもパートナーの浮気の証拠を押さえられるとは限らず、「浮気していなかった」というケースも考えられます。この記事では、探偵に調査を依頼しても浮気していなかった場合について、以下の3つのポイントを解説していきます。

浮気していなかった場合の調査費用
調査結果が出た後の注意点
パートナーが浮気をしていなかったときのメリット

「配偶者が不倫や浮気をしているのではないか」と疑っているけれど調査に踏み切れないという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

Contents

調査をしても浮気をしていなかったというケースはある
浮気をしていなくても探偵に依頼する費用はかかる
- 成功報酬制なら費用が無料の場合もある
調査結果が出た後の注意点
浮気していなかったことによるメリットもある
調査をするか迷っているなら探偵事務所に相談しよう
まとめ

調査をしても浮気をしていなかったというケースはある

探偵事務所に調査を依頼しても、「パートナーの浮気の証拠を押さえられなかった」「相手を特定できなかった」などのように、浮気の事実を確かめられないケースがあります。例えば、「不倫をしていることがはっきりしていて離婚や裁判に向けた証拠を押さえるだけ」というような場合は、浮気の事実を確認できる可能性は高いです。しかし、「行動が怪しいから浮気をしているのかも」というだけでは、調査をしても浮気をしていなかったという結果に終わる可能性は十分にあります。調査が空振りに終わると、費用面や調査結果後の対応でトラブルになる可能性があります。どのようなトラブルがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

浮気をしていなくても探偵に依頼する費用はかかる

探偵に調査を依頼する以上、浮気の有無に関わらず費用はかかります。もしパートナーが浮気していなかった場合には、調査依頼の費用だけがかかってしまうということを頭に入れておきましょう。探偵に依頼する場合は、時間に応じて調査費用がかかることが一般的です。そのため、浮気の事実を確認するために時間がかかってしまうと、その分だけ費用も高くなります。調査を依頼する前に、調査内容や費用についてしっかりと話し合っておきましょう。

成功報酬制なら費用が無料の場合もある

料金プランが成功報酬制の場合、浮気の証拠が得られなかったら費用が無料になる場合があります。調査が成功した場合の報酬もやや高めに設定されていますが、費用だけを払うのはもったいないと感じる方におすすめのプランです。しかし、探偵事務所によって成功報酬制に対応していない場合や、事前に着手金を要求されるケースもあります。また、調査内容によっては成功報酬制での依頼を断られるかもしれません。事前に探偵と調査内容や費用をしっかりと話し合っておくことをおすすめします。

調査結果が出た後の注意点

調査後に、「浮気をしていなかった」という報告を受けた場合でも、トラブルになる可能性は十分に考えられます。結果が出た後は、以下のような点に注意が必要です。

調査がバレたらパートナーとの関係が悪化する
疑い続けて追加の調査費用がかかる
自分でさらなる調査をする場合は違法のリスクがある

それぞれの注意点を解説していくので、こちらを参考にしてみてください。

調査がバレたらパートナーとの関係が悪化する

パートナーに浮気調査をしていたことがバレたら、今後の関係性が悪化してしまう危険性があります。特に浮気をしていなかった場合、信頼していた相手から疑われていたという事実はパートナーに大きなショックを与えるでしょう。最悪の場合、関係が悪化してしまって離婚をするという結末になる可能性もあります。せっかくパートナーが浮気していないことが分かったのに、関係が悪くなってしまっては元も子もありません。探偵に依頼する場合、調査をしていたことがバレないように注意しておきましょう。

疑い続けて追加の調査費用がかかる

探偵から「浮気をしていなかった」という報告を受けたにも関わらず、疑い続けて追加調査を依頼するということも問題として挙げられます。調査を続ければ、それだけ費用もかかってしまうため、「気付いたら大きな負担になっていた」ということは十分に考えられます。もちろん、探偵がたまたま浮気現場を押さえられなかったという可能性もあります。しかしプロが調査をした結果、「浮気の事実がなかった」というのであれば、その結果を信じた方が良いでしょう。深追いしてパートナーに調査がバレたり、高額な費用となったりするリスクには注意が必要です。

自分でさらなる調査をする場合は違法のリスクがある

探偵による調査結果に納得がいかず、追加費用を避けるために自分で調査を進める場合もあるでしょう。その場合、調査方法に注意しなければ違法となってしまうリスクがあります。例えば、パートナーのスマホを勝手に覗き見てSNSにログインをすると、「不正アクセス禁止法」に該当する場合があります。また、証拠を押さえるためにパートナー個人で所有しているカバンに盗聴器などを仕掛ける行為も違法となる可能性が高いです。浮気調査の大義名分があっても、違法行為となってしまったら悪いのはあなたです。どのようなことがあっても、法律はきっちりと守った上で調査を進めましょう。

浮気していなかったことによるメリットもある

ここまでは、調査をしたら浮気をしていなかったという結果でトラブルになる事例をご紹介してきました。しかし、当たり前のことながら「パートナーが浮気をしていなかった」というのはメリットもあります。浮気を疑っていたときはひとつの行動が「怪しい」と感じてストレスになっていたものの、浮気をしていなかったと分かってからはスッキリできるかもしれません。むしろ怪しいと感じていた行動について話し合うことで、より絆が深まる可能性もあります。このように、調査をしても浮気をしていなかったという結果にはメリットもあります。浮気をしていなかった場合のトラブルが怖いという方も、思い切って調査に踏み出してみても良いかもしれません。

調査をするか迷っているなら探偵事務所に相談しよう

注意点やメリットを踏まえて調査をしようか迷っているのであれば、一度探偵事務所に相談してみることをおすすめします。浮気調査の専門家である探偵に費用や調査内容について相談することで、不安な気持ちを解消できるかもしれません。実際に調査をすることになれば、尾行や張り込みによって浮気の証拠を押さえてきてくれます。調査をしないことになっても、プロに相談するだけで心が楽になることがあるでしょう。また、夫婦関係について悩んでいる方に対して専門のカウンセラーを紹介してくれる探偵事務所もあります。「パートナーの行動が怪しい」「朝帰りが多くて不安」という方は、一度探偵事務所に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では浮気調査の結果、浮気をしていなかった場合について解説してきました。浮気の証拠が得られなかった場合でも費用がかかったり、調査がバレて関係性が悪化したりするリスクがあります。一方で、より夫婦の絆が深まる可能性もあり、「調査をしてよかった」と感じることも考えられます。探偵事務所に依頼する際には、どのようなリスクとメリットがあるのかを把握しておくことをおすすめします。