探偵はさまざまな調査に対応していますが、実際に依頼した場合どのくらいお金と時間がかかるものなのでしょうか。
この記事では、探偵に調査を依頼した場合の調査期間と料金がどのくらいかかるのかを詳しく解説します。
探偵への調査依頼を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
株式会社ワンプロテクト 代表取締役
記事の監修担当者：
髙村 一成 氏
人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。
探偵の調査期間がどのくらいかは依頼内容による
結論からいえば、依頼内容によってどのくらいの調査期間になるかは変わります。
条件が揃えば依頼から1日で調査が完了するケースもありますし、逆に半年かかっても調査が完了しないケースもあるのが実際のところです。
ここでは、探偵の調査にはどのくらい期間がかかるのか、調査ごとの平均調査期間と調査に時間がかかる理由を詳しく解説します。
浮気調査の場合：1週間～2か月程度
浮気調査の場合、平均すると1週間～2か月程度の調査期間がかかります。
依頼から比較的早く調査が完了するのは「対象者の情報が多い場合」です。
浮気相手と会う頻度やタイミングが分かっていれば、ピンポイントで調査が行えます。
逆に調査対象者の情報が少なく、浮気相手とそれほど頻繁に会わないケースでは、なかなか調査が進みませんから調査期間も長くなりがちです。
浮気調査をスムーズに進めるためには、無理のない範囲で対象者の浮気の情報や証拠を集めるのがポイントといえます。
素行調査の場合：1週間～1か月程度
素行調査を依頼した場合、調査期間の目安は1週間～1か月です。
浮気調査と同様に、対象者の情報が多いほど完了までに時間がかからない傾向があります。
また調べたい項目が少ないケースでも調査期間は短くなることが多いです。
逆に調べたい項目が多い場合や、調査対象者の情報が少ない場合は、1か月程度の調査期間がかかると考えた方が良いでしょう。
そのため、例えば裁判などが控えていて、それまでに素行調査をしておきたいというケースでは、遅くとも1か月以上前には探偵への依頼をしておく必要があります。
人探しの場合：7日～10日程度
人探し調査の場合、調査期間の目安は1週間～10日程度です。
人探しの場合、連絡が取れなくなってから長い時間が経っている、対象者が意図的に自分の痕跡を消している、といったケースでは捜索に時間がかかると考えておいた方が良いでしょう。
逆に居場所は分からなくても、対象者がSNSを利用しているケースや、連絡が取れなくなって時間が経っていないケースでは比較的短期間で調査が完了する傾向があります。
どちらの場合でも、人探しはできるだけ早めに調査を始めることが重要です。
調査期間を短縮する方法
ここでは、調査期間を短縮するポイントとその方法を詳しく解説します。
ちょっとしたポイントを押さえるだけで調査期間を短縮できますので、調査結果を一日も早く知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
なるべく事前情報を揃えておく
探偵に調査依頼する際には、調査期間を短縮するためになるべく多くの事前情報を揃えておきましょう。
どの調査にもいえることですが、事前情報が多いほど調査をスムーズに進められ、逆に情報が少ないケースでは、情報収集に時間がかかって調査期間が長くなりがちです。
また情報は自分で取捨選択せず、探偵に全て伝えましょう。
これは、自分には取るに足りない情報に思えても、探偵の目で見ると調査に役立つ、ということが少なからずあるためです。
ただ情報を集めるために、無理をして違法な行為をしてしまうと、調査が進められなくなる恐れもありますから注意しましょう。
とくに浮気調査の場合、違法行為を行って得た証拠は裁判などで使えなくなるため、注意が必要です。
目的と調査項目の優先順位を明確にする
探偵に調査を依頼する場合、調べる項目が多いほど調査期間がかかります。
そのため、調査期間を短縮するには調べたい項目に優先順位をつけ、優先順位の低い調査項目を減らすのが効果的です。
一日も早く調査結果を手に入れたい場合には、調査の目的を明確にしておくことをおすすめします。
実績豊富な探偵事務所に依頼する
調査期間を短縮したい場合には、実績が豊富な探偵事務所に依頼しましょう。
多くの経験と高い調査スキルがあれば、的確な調査でスムーズに情報を集められます。
反対に、経験が浅くスキルの低い探偵事務所に調査を依頼してしまうと、調査が長引いたり対象者にバレたりするリスクがあるので、注意が必要です。
費用総額はどのくらい？調査日数と平均相場からシミュレーション
実際に探偵に調査を依頼した場合、調査料金はどのくらいかかるでしょうか。
具体的な例を挙げて料金をシミュレーションしてみましょう。
例：浮気調査を探偵に依頼し、完了までに7日かかった場合
調査員2名の場合、1時間あたりの調査料金は2～2.5万円が相場です。
1日の稼働時間が5時間とすると、計算式は以下の通りです。
2～2.5万円 × 5 × 7 = 70～87.5万円
探偵に浮気調査を依頼すると、大体70～約88万円の費用がかかることになります。
費用を安く抑えるコツ
探偵に調査依頼した場合にかかる費用は、決して安いものではありません。
とくに離婚を見据えた浮気調査をお考えの方は、出来るだけ出費を抑えたいところでしょう。
実は探偵に調査を依頼する場合、費用を安く抑える方法はいくつかあります。
どれも実践可能な方法ばかりですから、費用の心配から探偵への調査依頼を躊躇されている方はぜひ参考にしてください。
①調査日を絞って依頼する
浮気調査や素行調査の場合、依頼日を絞って依頼すれば費用を節約できます。
調査日数が多いほど費用も高額となるため、いかに効率的な調査をしてもらうかがポイントです。
調査相手の行動パターンをある程度把握し、証拠を掴めそうな日時を可能な範囲で調べてみましょう。
②調査にかかる期間に応じた適切な料金プランを選ぶ
調査にどのくらい時間がかかるのか分かれば、その期間に最適な料金プランを選ぶことができます。
例えば、浮気調査では3回程度の不貞行為を証明できれば離婚や慰謝料請求が可能になります。そこで1日3時間、3日の調査を依頼すると仮定し、時間単位の平均相場（2～2.5万円）でシミュレーションすると次のようになります。
2～2.5万円 × 3時間 × 3日 = 18～22.5万円
時間単位のプランなら18～22.5万円となるため、もし30万円のパック型料金プランで依頼した場合、割高になる可能性があります。
実際にどのくらいの調査日数が必要かは状況によるため、まずは探偵事務所に相談し、見積もりを出してもらいながら検討しましょう。
記事まとめ：調査依頼は探偵社FUJIリサーチにお任せください！
今回の記事では、探偵に浮気調査などを依頼した場合にどのくらい時間や料金がかかるのかを解説しました。
また、探偵の行う調査にかかる時間や料金を抑える方法についても解説しました。
浮気調査や身元調査などは自分で行うのは難しく、場合によっては違法行為となることもあるため、信頼できる探偵事務所への依頼をおすすめします。
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