浮気調査
浮気調査をする探偵には免許が必要?あると便利な資格やスキルを紹介

浮気調査をする探偵には免許が必要?あると便利な資格やスキルを紹介

浮気調査をする探偵には免許が必要?あると便利な資格やスキルを紹介
尾行や張り込みによって対象者の浮気や不倫の証拠を入手する探偵・浮気調査に必要な免許があるのでしょうか。 探偵業務に必要な資格やスキルを知っておくと、自分で浮気調査をする際にも活かすことができます。 この記事では、以下の3つのポイントについて解説していきます。
  • 浮気調査をする探偵に必要な免許がある?
  • 免許以外にどんな資格やスキルが必要になる?
  • 信頼できる探偵事務所を選ぼう
「探偵を目指したい」「探偵の調査スキルについて知りたい」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役

記事の監修担当者:
髙村 一成 氏

人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。

浮気調査をする探偵に必要な免許はある?

浮気調査をする探偵に必要な免許はある? さまざまな方法を用いて調査を行う探偵ですが、必要な免許はあるのでしょうか。 ここでは、「探偵になるために免許が必要か」「開業する際に提出する書類」の2点を解説していきます。

探偵に免許は不要

実は、探偵として業務を行うために必要な国家資格や免許などは義務付けられていません。 そのため「探偵を目指そう」と思えば誰でもなることができます。 ただし、勝手に開業して探偵業を営んで良いというわけではありません。 また、経験やノウハウ、スキルなどがなくては、探偵として成立させることが難しくなります。 必要な手続きや資格、スキルなどを事前に確認しておきましょう。

「探偵業開始届出書」の提出が必要

探偵になるにあたり国家資格や免許は必要ありませんが、「探偵業開始届出書」を警察署経由で公安委員会に提出する必要があります。 業務を開始する前日までに書類の提出と手数料の支払いを済ませると、探偵として開業することができます。 ただし、成年被後見人や被保佐人、破産者や暴力団員など、欠格事由に該当する場合は開業することができません。

免許以外にどんな資格やスキルが必要?

免許以外にどんな資格やスキルが必要? 探偵業を開業し、浮気調査などの依頼を受注するにあたって、どのようなスキルや資格を持っておくべきなのでしょうか。 ここでは、以下の5つのスキルについて解説します。
  • 普通自動車の運転免許
  • 尾行や張り込みの技術と体力
  • パソコンのスキル
  • カメラに関する知識・撮影技術
  • 法律に関する知識
もし、探偵になって浮気調査をしたいと考えているのであれば、それぞれ確認しておきましょう。

普通自動車の運転免許

浮気調査などで対象者を追いかける場合、自動車などを使って追跡することは少なくありません。 そのため普通自動車の運転免許を持っておくと、調査をスムーズに進めることができます。 また、バイクの運転ができる普通二輪の免許を持っていると、車では入れない狭い道でも追跡可能です。 対象者を追跡するための運転免許は持っておいて損はありません、

尾行や張り込みの技術と体力

探偵が浮気調査をする際には、対象者を尾行したり張り込んだりすることで、浮気の証拠を入手します。 調査に慣れない人が尾行・張り込みをすると、対象にバレてしまうリスクがあるため、技術を身に付けておくことが大切です。 また、浮気調査をする場合は深夜から朝にかけての調査などが多くなります。 不規則な生活の中で根気強く調査する必要があるため、体力や忍耐力も重要です。 浮気調査などに使える技術や体力・忍耐力は、探偵として身に付けておきたい部分と言えるでしょう。

パソコンのスキル

探偵が浮気調査を終えると、報告書を作成して依頼者に渡します。 報告書はパソコンで作成することがほとんどであるため、基本的なパソコンのスキルは持っておいた方が良いでしょう。 また、浮気現場を押さえた動画などがある場合、簡単に動画編集などができると依頼者に伝わりやすくなります。 専門的なスキルまでは必要ありませんが、最低限パソコンは使えるようにしておきましょう。

カメラに関する知識・撮影技術

探偵は、浮気現場を押さえるために写真を撮影する場面は多くあります。 そのため、カメラに関する知識や撮影技術があると調査に活かすことができます。 特に、浮気の調査をする場合は、暗い夜道の撮影というケースは少なくないため、暗視カメラなど、特殊な機能を使う必要がある場面が訪れる可能性が高いです。 近年は、多くの人がスマートフォンのカメラをメインとして利用していますが、カメラを使いこなせるようになっておくと調査で力を発揮できます。

法律に関する知識

探偵は、浮気や離婚問題、盗聴や盗撮などの相談を受けることが多くあります。 依頼者からの信頼を獲得するためには、法律に関する知識は必須と言えるでしょう。 例えば、慰謝料請求や財産分与、養育費などについて身に付けておくと、浮気調査後のアフターフォローもできます。 調査後にも依頼者にしっかりと寄り添ったアドバイスができるようになるため、法律の知識はぜひ身に付けておきたいところです。 しかし、これらは探偵事務所に所属しながら徐々に身に付けていくべき知識でもあるので、実際に調査をして経験を積みながら学習していきましょう。

探偵になる方法とは

探偵になる方法とは 探偵になる際には必要な免許も国家資格もありませんが、どうすれば探偵になることができるのでしょうか。 ここでは、探偵を目指す場合の方法を2つご紹介していきます。

自ら探偵事務所を開業する

探偵になるための免許や国家資格が存在していないため、開業届さえ提出すれば探偵になることは可能です。 そのため、探偵事務所を開業してフリーの探偵として活動することができます。 しかし、未経験から探偵事務所を開業してもノウハウやスキルがありません。 仕事を受注するツテや繋がりがないため、依頼もおそらくほとんど集まらないでしょう。 いきなり探偵事務所を開業するというのは、基本的におすすめしません。

探偵事務所に就職する

もし探偵を目指しているのであれば、探偵事務所の求人に応募して就職するのがベストです。 探偵として活動していく上で必要なスキルや資格などは、実際に探偵として活動している人から学ぶ方が良いでしょう。 なかには、探偵専門の学校を運営しているケースもあり、知識や技能を身に付ける制度が整っている探偵事務所もあります。 浮気調査等のノウハウがある探偵事務所に所属して、経験を積みながらスキルを身に付けていきましょう。

浮気調査の依頼は信頼できる探偵事務所を選ぼう

浮気調査の依頼は信頼できる探偵事務所を選ぼう ここまでご紹介してきた通り、探偵事務所には免許や国家資格などが必要ありません。 そのため、悪徳な業者や調査能力が低い探偵などが存在しているのも事実です。 浮気調査を探偵に依頼する場合は免許や資格で判断できない分、実績や評判をもとに選びましょう。 ホームページなどに掲載されている実績や利用者の声などをもとに、信頼できる探偵事務所かどうかを確認することをおすすめします。 また、探偵には免許がないものの、探偵業法に基づいて公安委員会に届出をしなければなりません。 ホームページに「探偵業届出証明番号」が記載されているかどうかも、判断基準のひとつとして有効です。 浮気調査を依頼する探偵を探す際には、入念に下調べをして信頼できる業者を選びましょう。

まとめ

浮気調査などを専門とする探偵には、国家資格や免許などは必要ありません。 しかし、実際に探偵として活動していく上では、運転免許や尾行・張り込みの技術などは欠かせません。 専門的な知識や技能については、探偵事務所に就職して身に付けていきましょう。 また、免許・資格がないことによって浮気調査を依頼する探偵を探すのが難しい現実があります。 しっかりと下調べをして、信頼できる探偵事務所を探していきましょう。

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