人探し・所在調査
探偵に依頼する人探しの料金相場とは?費用を抑えるコツや準備も徹底解説

探偵による人探し調査を依頼するにあたって準備しておくべきことや料金などを分かりやすく解説

探偵に依頼する人探しの料金相場とは?費用を抑えるコツや準備も徹底解説

友人や恋人、配偶者、あるいは子どもなど、自分の身近にいる人が家出や失踪などを理由に居場所や住所が分からなくなった場合、消息をつかむのは簡単ではありません。

そんな時に人探しを依頼できるのが探偵や興信所、いわゆる探偵業者です。

今回の記事では人探しを探偵に依頼する場合にかかる料金の相場や調査料金を抑えるコツ、人探し調査を依頼するにあたって準備しておくべきことなどを分かりやすく解説します。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役

記事の監修担当者:
髙村 一成 氏

人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。

人探しを探偵に依頼した際の料金相場

人探しを探偵に依頼した際の料金相場

失踪や家出を理由に行方が分からなくなった人以外にも初恋の相手など、居場所が不明で所在を知りたい人がいる場合には、探偵事務所や興信所に依頼するのがおすすめの方法です。

その場合に気になるのが料金ですが、相場はいくら位なのでしょうか。

ここでは探偵に人探しを依頼した場合の基本料金と料金システム、また料金の決まり方についてわかりやすく解説します。

基本料金の目安

人探しを探偵事務所や興信所に依頼する際の基本料金とは、調査の成功に関わらず支払わなければならないもので、着手金と呼ばれるものです。

着手金の相場は支払総額の30~50%といわれており、人探し調査を始めるにあたり当面の人件費や交通費に充てられます。

この着手金の金額は調査にあたる調査員の人数などによって異なり、人探しが成功した場合の成功報酬がこれに加算されて請求されるのが一般的です。

成功報酬型の料金システムについて

探偵や興信所の料金システムに成功報酬型と呼ばれるものがあります。

これは調査が成功した時にのみ報酬が発生するもので、依頼する探偵業者によっては「調査が失敗した時は一切料金がかからない完全報酬型プラン」や「着手金や経費のみ支払うプラン」などシステムに違いがあるので依頼する際に内容や「成功の定義」について確認しておきましょう。

とくに悪質な探偵業者に人探しを依頼してしまうと、高額な調査料金を請求される恐れがありますので注意が必要です。

人探しの成功率はどれくらい?

人探しを探偵業者に依頼した場合の成功率(相手が見つかる確率)は70~90%といわれています。

身近な人が消息を絶った時、多くの人は警察に行方不明者届を提出することを考えますが、自殺の可能性や事件性がない限り失踪者や家出人、行方不明者を積極的に探すことはしないのが実際のところです。

ただ行方不明者が警察に職務質問などをされて身元照会が行われた際に連絡が入るので行方不明者届は提出しておいた方が良いでしょう。

人探しの難易度によって料金が変わる?

探偵事務所や興信所が行う人探し調査の料金は難易度によっても変わります。

例えば行方不明者の情報が名前と顔しか分からない場合と、勤務先や友人関係、よく立ち寄っていた場所などが分かっている場合では調査の難易度や成功率が全く異なるのは明らかです。

調査がそれほど難しくない場合の調査料金は10~25万円程度、捜索が難航する場合は40~100万円程度が相場となっています。

家出人や失踪者などの人探し調査を探偵事務所などに依頼する際にはできるだけ多くの情報がある方が調査料金が抑えられることを覚えておきましょう。

その他の料金システム

探偵事務所や興信所のおもな料金システムには、成功報酬型以外に「時間型」と「パック型」があります。システムの内容は次のとおりです。

時間型料金プラン

時間型プランは調査員1人の1時間あたりの料金が決まっており、調査で稼働した人数と時間を乗じたものに経費を加算して調査料金が算出されます。

非常に明確で分かりやすく、調査が短期間で終われば料金が抑えられますが、調査に時間がかかるほど高額になってしまうのがデメリットです。

パック型料金プラン

パック型プランは調査料金、経費などがすべて含まれ、10時間パック、20時間パックのように調査時間のパッケージプランになったものをいいます。

メリットは1時間あたりの費用が割安になることで、設定した時間になると調査の成功に関わらず終了してしまうのはデメリットです。

また調査が早急に終わった場合でも料金の返金はありません。

人探し調査の流れとは

人探し調査の流れとは

探偵事務所や興信所に人探しを依頼することを検討しているものの、実際どのように調査が行われるのか心配だという方もいるでしょう。

決して安くはない費用を支払うのですから調査内容が気になるのは当然です。

ここでは探偵事務所や興信所が人探しの依頼を受けた場合の調査の流れについてわかりやすく解説します。

調査の計画立案

人探し、その他の身辺調査や行動調査をスムーズかつ効率的に進めるには調査を始める前の計画立案が非常に大切です。

そのためには依頼者から得た情報を分析、精査した上で、探偵の持つ知識やネットワークを使って手がかりを探し、ある程度調査範囲を限定します。

そこから依頼人の要望を考慮した具体的な調査方法の内容や方向、進め方を選択し、最適なメンバーでチームを編成したらいよいよ調査開始です。

現地調査と情報収集により所在の特定を目指す

人探し調査は計画に基づいて迅速かつ効率良く捜索を進めることが大切です。

具体的には対象者(行方不明者)がいると予想される場所を訪れて関係者への聞き込みから証言を得たり、目撃情報による新たな情報を集めます。

と同時にチームメンバーそれぞれの調査で掴んだ情報を共有し、パズルのピースを埋めるように真実に近づくことで行方不明者の居場所の特定を目指すわけです。

調査報告書の作成

人探し調査に限らず、探偵事務所や興信所では依頼を受けた調査の詳細を調査後に調査報告書にまとめて依頼人に渡します。

これによって依頼人は探偵事務所や興信所が行った調査内容や経過の詳細、明らかになった事実を知ることができるわけです。

この調査報告書は身辺調査や浮気調査などでは証拠として扱われるほど信頼性の高いものですが探偵業者によってクオリティに差があるため、無料相談時や面談時にサンプルを見せてもらうなどして調査報告書を作成している業者かどうか確認することをおすすめします。

調査料金を抑えるためのコツ

調査料金を抑えるためのコツ

探偵事務所や興信所に調査を依頼する場合には、前述のとおり10~100万円の調査料金がかかります。

大切な人を探したい気持ちがあっても、あまり高額な料金がかかることは避けたいという人も少なくありません。

ここでは人探しにかかる調査料金をどうやって抑えれば良いのか、覚えておくと便利なコツをくわしく紹介します。

できるだけ早いうちに依頼する

人探しを依頼する場合は、できるだけ早期に行いましょう。

これは家出人や失踪者は時間が経つほど居場所を変更する可能性が高くなり、調査が成功する確率が低くなってしまうためです。

早期に捜索を開始すれば調査対象者が見つかる可能性も高くなりますし、調査期間が短縮されるので料金を抑えることにもつながります。

できるだけ多くの情報を探偵に提供しよう

人探しの料金を抑えるには、行方不明者の情報をできるだけ多く探偵業者に提供することが重要です。

人探しなどの調査では、調査に時間がかかるほど料金が高額になります。

行方不明者の所在につながる手がかりは多いに越したことはありません。

ポイントは自分が持っている情報が重要かどうか自分で判断しないことです。

自分にとって取るに足りない情報と感じることでも、調査のプロにとっては重要な手がかりになるかも知れません。

探偵業者に調査を依頼する場合には、どんなに小さな情報も全て伝えるようにしましょう。

複数の探偵に見積もりを取って比較検討する

探偵事務所や興信所に人探し調査の依頼をする場合には、複数の探偵業者に見積もりを出してもらい調査内容と料金のバランスを比較検討しましょう。

人探しなどの調査は自由に料金を設定することができるので、業者により料金が大きく異なることがあるためです。

また残念なことに悪質な探偵業者も存在しているため、高額な調査料金を請求されてしまう恐れもあります。

人探し調査に限らず、探偵業者に調査を依頼する際は最低でも2社から見積もりを取ることをおすすめします。

探偵への依頼に必要な情報と準備

探偵への依頼に必要な情報と準備

探偵業者に人探しを依頼する際はどんなことを準備しておくべきでしょうか。

人探しなどの調査を探偵事務所や興信所に依頼する機会はそうあるものではありません。そのため、いざ調査を依頼するとなると何を準備して良いのか分からない人も多いでしょう。

ここでは探偵業者に人探しを依頼する場合に準備しておくと良いものについてくわしく解説します。

探している人の基本情報

人探し調査を依頼するにあたってまず準備しておきたいのが探している人の基本情報です。

基本情報とは次のようなものをいいます。

①個人情報

人探しの対象者の名前や住所、性別、年齢、連絡先などは最低限必要です。

②写真

対象者の写真は最近のものを数枚用意するのが望ましいです。

メガネをかけている場合、メガネをかけている写真とメガネのない写真があると本人の特定がしやすくなります。

③身体的特徴

身長や体重、体格、髪型、傷跡やホクロなど本人が特定できる身体的特徴の情報があれば伝えておきましょう。

④家族や交友関係

対象者の家族や交友関係については、人探しを成功させるためにもできる限り詳しく情報提供しましょう。

兄弟や友人が所在に関する情報を持っている可能性もあります。

⑤ジムやカフェなど、対象者の行動についての情報

探偵事務所や興信所に人探しを依頼する場合には通っているジムやよく行くカフェなど、対象者の行動についての情報も重要です。

そこで知らない交友関係が生まれている可能性もありますし、トラブルに巻き込まれた可能性もゼロではありません。

⑥前の勤務先や住んでいた場所などの過去の情報

人探しを探偵事務所や興信所に依頼する場合、以前の情報は不要だと判断してしまう人は少なくありません。でもその思い込みから所在の特定を妨げてしまうこともありますから注意が必要です。

人探しを行う場合、何がきっかけで居場所が見つかるか分かりません。

そのためどんな些細な情報も探偵業者と共有することが大切です。

また消息が分からなくなった人を探す場合には最後に会った日や時間、場所なども居場所の特定につながる可能性があるので覚えている限り詳細に伝えるようにしましょう。

記事まとめ

記事まとめ

探偵事務所や興信所に人探しを依頼すると料金をとられてしまうので、自分で何とかしようとする人も少なくありません。

でも実際のところ人探しには調査スキルや独自のネットワークが必要であるため、早期解決するには早いうちに調査のプロに依頼することが大切です。

人探しの早期解決が料金を抑えることにもつながります。

また年々悪質な探偵業者との料金トラブルが多発していますので、探偵事務所や興信所に調査を依頼する場合、悪質な探偵業者をしっかり見きわめるようにしましょう。

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