浮気調査
「離婚はしない」関係修復のための浮気調査のメリットとデメリットとは

浮気調査をしても7割以上が最終的には離婚しないとのデータがある

「離婚はしない」関係修復のための浮気調査のメリットとデメリットとは

離婚しない場合でも浮気調査をする意義は大きいです。

浮気調査というと「離婚のための調査」というイメージが強いかもしれませんが、実際には7割以上の方が最終的には離婚しないとのデータがあるほどです。

むしろ調査後に浮気相手から離婚を要求されても拒否できたり、浮気相手に慰謝料を請求したりと、離婚しないための選択肢が広がります。

大切な家族関係を壊さずに済む一方で精神的苦痛は避けられず、調査費用の負担も発生します。

この記事では、「離婚しない」という選択を前提に浮気調査をするメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役

記事の監修担当者:
髙村 一成 氏

人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。

離婚しないで、不倫をやめさせるために浮気調査をするケースは多い

離婚しないで、不倫をやめさせるために浮気調査をするケースは多い

先述した通り、離婚をしないけど浮気調査をするケースは7割以上と、非常に多いと言えます。

パートナーの浮気が発覚しても、離婚をしないで済ませたい主な理由としては、子どものことを考えて別居や離婚が難しい場合、経済面で不安がある場合、社会的な体裁を気にする場合などが挙げられます。

こうした事情から、「不倫そのものは許せないけれど、子どものために離婚は避けたい」と考える方が多いのです。

その場合に浮気調査を行い、不倫関係の証拠をつかんでやめさせたり、慰謝料を請求したりする目的が大きいと言えます。

つまり、離婚しないけれど不倫は絶対に許さない、やめさせたいというケースにおいても、浮気調査は効果的な選択肢になります。

離婚しない場合に浮気調査をするメリット

離婚しない場合に浮気調査をするメリット

パートナーの浮気が疑われる場合、家庭を壊さずに済ませるためには、浮気調査は効果的な選択肢といえるでしょう。

証拠を残しておけば法的対応も視野に入れやすくなります。

ここでは、離婚はしない前提で浮気調査をするメリットについて解説していきます。

浮気の事実関係を正確に把握できる

浮気をしたパートナーからの話では、事実関係を正しく把握することが難しい場合がほとんどです。

情報が断片的だったり、事実を歪めて伝えられたりすることがあるからです。

しかし、浮気調査で第三者の立場から事実関係を調べ上げることができれば、浮気の全容や時期、相手、会う頻度などを正確につかむことができます。

この正確な事実把握が、今後の夫婦関係の修復や再発防止の対策を立てる上で非常に重要なポイントになります。

誤った情報では適切な対応ができないため、浮気調査によって事実関係を正確に把握できることは大きなメリットだと言えます。

パートナーに不倫を認めさせやすくなる

浮気された場合、パートナーは不倫自体を否定することがほとんどです。

しかし浮気調査で不倫現場を写真や動画といった形で証拠化できれば、不倫そのものを否定することは難しくなります。

証拠として写真や動画を突きつけられれば、事実を認めざるを得なくなるでしょう。

不倫の否定や見え隠れする態度は通用しなくなり、素直に事実関係を認める必要が出てきます。

こうした不倫の事実認定は、今後の夫婦関係の修復に欠かせません。認めさせることが関係改善の第一歩だからです。

浮気相手の実名や連絡先が判明しやすい

浮気された当事者からすると、パートナーの浮気相手の実名や住所、連絡先などの個人情報はほとんど把握できていないのが実情です。

しかし、浮気調査では探偵が徹底的に浮気相手の情報を調べ上げます。

実名はもちろんのこと自宅や勤務先、電話番号やメールアドレスなど、詳細な情報を入手できます。

これら個人情報が判明していれば、浮気相手と直接交渉することが可能になります。

示談を迫ったり、関係断絶を要求したりといった対応ができるため、不倫の再発防止に大いに役立ちます。

浮気相手との示談が可能になり関係断絶を迫れる

浮気調査で浮気相手の詳細が判明すれば、直接本人と接触を取って示談内容を交渉できます。

示談書には接触禁止条項や違約金条項を設けることができ、法的拘束力を持たせることが可能です。

例えば、接触禁止条項で今後一切の連絡を禁じたり、違約金条項でこれに違反した場合の制裁金を定めたりできます。

浮気調査で証拠を掴むことができれば、パートナーだけでなく浮気相手にも法的義務を負わせることができるため、不倫の再発防止に効果的な手段といえます。

浮気相手に慰謝料請求ができる

夫や妻の浮気相手には、法律上慰謝料請求することが認められています。

精神的ショックに対する損害賠償として請求できるもので、証拠が確かであれば認められるケースがほとんどです。

浮気調査で不倫を証拠化できていれば、慰謝料支払いを強制的に迫ることが可能です。

浮気相手への制裁手段として効果が絶大なことから、離婚しない場合の大きなメリットといえます。

デメリットもあることを覚悟しておきましょう

デメリットもあることを覚悟しておきましょう

浮気の具体的な内容がわかるストレスは大きく、パートナーとの信頼関係回復がより困難になるってしまうこともあります。

コストやリスクを覚悟のうえで判断する必要があるのです。

ここでは、離婚しない前提で浮気調査をするデメリットをいくつか紹介します。

調査費用を自分で負担することになる

探偵による浮気調査を依頼する場合、調査が複雑になればなるほど高額な費用がかかります。

一案件あたりの平均的な費用としては、50万円前後が相場です。

これは裁判で証拠として通用する品質の調査結果を得るために相応な対価ですが、自分で全額負担しなければならない点が大きなデメリットになります。

調査目的が慰謝料取得であれば最終的に回収できる部分もありますが、確実ではないためデメリットとして考慮しておかなければなりません。

浮気の具体的な内容がわかるため精神的ショックが大きい

浮気調査でパートナーの不倫現場の写真や動画といった証拠を入手することになれば、肉体関係の内容まで詳細に把握することになります。

実際に不倫現場の生々しい姿を目の当たりにすることの精神的ショックは計り知れません。

さらに複数の異性との不倫が判明する可能性もあり、事実関係を知ることで、傷つくことは避けられないのです。

この精神的ダメージは想像以上に大きく、回復までに長期間を要するケースがほとんどです。

第三者のフォローがなければ浮気再発防止が難しい

浮気が発覚しても、パートナーの浮気癖や人格の欠陥を簡単に直すことはできません。

再発を防止するためには、探偵の調査だけで終わりではなく、その後のケアが必要です。

しかし現実には、浮気発覚後に夫婦で建設的な話し合いができることはまれです。

お互いに感情的になってしまうため、カウンセラーや探偵などの第三者に間に入ってもらった上でのコミュニケーションをおすすめします。

調査がパートナーや浮気相手にバレるリスクがある

探偵による監視や情報収集により浮気現場を押さえることが多いですが、探偵の動きをパートナーに察知されてしまうリスクが0とは言い切れません。

調査がバレると、パートナーからの信頼低下に繋がったり、逆に浮気相手から法的措置を受ける可能性が出てきます。

最悪の場合、調査そのものを利用されて意図しない方向へことが進むことにもなりかねません。

調査がバレないようにするためには、実績が豊富で信頼できる探偵を選ぶことが非常に重要になります。

夫婦関係を修復するためにしたいこと

夫婦関係を修復するためにしたいこと

浮気調査でパートナーの事実が発覚してしまっても、時間をかけて努力し続けることで関係の再構築は可能です。

関係の修復を選択したのであれば、互いに理解を深めることが必要不可欠となります。

ここでは、夫婦関係を修復するためにしたいこと、できることをいくつか紹介していきます。

浮気調査が終わったら全てが終わるというわけではありません。

お互いの人生や姿をあたらめて見つめ合い、関係修復に臨みましょう。

二人でゆっくりコミュニケーションを取る時間をつくる

まず二人でゆっくりコミュニケーションを取る時間をつくることが大切です。

浮気が発覚した後は感情的になりがちで、建設的な会話がなかなかできないケース非常に多いです。

しかし、怒りや失望感に任せて叫びあっても全く解決にはなりません。

むしろ二人だけの場を設け、お互いの気持ちを冷静に丁寧に聞き合うことが重要です。嘆き悲しみ、訴えあう場も必要でしょう。

そこから徐々に今後の家庭をどうしていきたいか話し合えるようになっていくことが大切なのです。

コミュニケーションが全てといっても過言ではありません。

多忙で顔を合わせるのが難しいときこそ、優先して時間をみつけることを心がけましょう。

カウンセリングを受けて専門家からアドバイスをもらう

夫婦関係の修復には、カウンセリングを受けて専門家からアドバイスをもらうことも有効です。

浮気発覚からの信頼回復は簡単なことではありません。

当事者同士だけでうまくいくことは稀で、感情的になってしまうことがほとんどです。

そこで外部からのアドバイスが重要になってきます。

カウンセラーは浮気や信頼回復のプロフェッショナルです。当事者双方の気持ちに寄り添いながら、冷静な視点で次の一歩を示してくれます。

専門家という第三者が関与することで、夫婦をより建設的な方向へと導いてくれるはずです。

共通の趣味活動を通じて信頼関係を取り戻す

夫婦関係を修復するためには、共通の趣味活動を通じて信頼関係を取り戻すことも有効です。

関係回復には、コミュニケーションを活発化させることが欠かせません。

共通の趣味活動とは、夫婦で一緒に楽しめるスポーツや文化活動などを指します。

夫婦で一緒に楽しめるスポーツや文化活動などの趣味を通じて、心地よい時間を共有しましたり、会話を弾ませたりする機会が持てます。

ポジティブな感情が生まれれば、信頼関係の再構築も自然と進んでいきやすくなるはずです。

ゆっくりと時間をかけてお互いの信頼を取り戻していく努力が大切です。

旅行に行って日常生活から抜け出し、距離を縮める

夫婦関係の修復に当たっては、旅行に行って日常から抜け出し、距離を縮めることも効果的です。

旅行をして気分転換を図ることで、感情的な距離を縮めるきっかけになります。

二人きりの非日常的な空間で、のんびりゆっくり過ごすことで、笑顔を取り戻し、より肌の触れ合う距離感が生まれやすくなります。

旅行の間に気分をリフレッシュし、前向きな気持ちを取り戻すことを目指しましょう。

子育てや家事などを協力して家庭内で共有する時間を増やす

子どもの世話や食事の支度、掃除や洗濯などの家事を二人三脚で協力してこなしていくことで、夫婦関係の改善につながります。

日々の生活の中で、当たり前のように助け合い、支え合う関係を取り戻していけば、自然と笑顔が増え、会話も弾むようになるはずです。

共通の大切な目標を共有することで、絆が深まっていきます。

助け合いながら信頼回復を目指す、そんな当たり前の日々の積み重ねが大切です。

パートナーの浮気が発覚した場合の選択肢

パートナーの浮気が発覚した場合の選択肢

パートナーの浮気が発覚した場合、その先の夫婦の在り方は離婚する、しないだけではありません。

様々な夫婦の形があるのです。

最後に、浮気調査で浮気が発覚した場合に取られる選択肢を4つ紹介します。

離婚する

浮気をしたパートナーとの間で信頼関係が壊れ、それを修復する見込みがないと判断した場合、離婚に踏み切ることになります。

浮気に対する失望感や憎しみが根深く、感情的に許すことができない時に選ばれるパターンです。

離婚すれば法的に他人となり、お互いに干渉することなく新しい人生を歩み始めることが可能です。

子育てや経済面では困難が伴う部分もありますが、少なくとも浮気による苦痛からは開放されることになります。

信頼回復が絶望的で新たな人生を求める場合の選択肢と言えるでしょう。

一時的に別居する

パートナーの浮気が発覚した際に、一時的に別居するケースもあります。

これは離婚するには当面子どもの問題や経済面でハードルが高いものの、すぐに関係修復することも難しい場合に選択されます。

別居すれば煮え立った感情を鎮め、より冷静な判断ができるはずです。

頭を冷やす期間が取れることで、将来の家庭の在り方を再考しやすくなるメリットがあります。

別居期間後には、冷静になって再度関係修復に取り組むこともあれば、希望が見出せず離婚に踏み切ることもあります。

最終選択を保留できる選択肢といえるでしょう。

現状のまま同居生活を送る

現状のまま同居生活を送る場合もあります。

これは子育て等の家庭環境を優先させるために、浮気の有無にかかわらず当面同居を続けるという方法です。

特に子育て世代でこの選択をするケースが多く見られます。

子どもの世話をする必要があり、生活費の都合上でもすぐの離婚は難しい場合があるためです。

ただしこれは浮気をある程度黙認する形となりがちで、信頼回復を待つことは難しくなります。

関係を修復する

浮気の事実はあったものの、子供のことや経済面を考えて離婚したくない場合に選択されるパターンです。

信頼関係の修復には時間がかかりますが、努力しあえば夫婦関係を築き直すことも可能です。

具体的にはまず二人でゆっくり話し合う機会を設けることが大切です。

その上で、感情が高ぶらないようカウンセリングを受けたり、共通の趣味活動を通じて信頼関係を再構築するケースが多いです。

一朝一夕に直るものではないため、互いに寛容な心で関係修復に臨む必要があります。

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、離婚しない場合でも浮気調査をする意義とメリット・デメリットについて解説しました。

要約すると、

  • 離婚しないで浮気調査をするケースは7割以上と多い
  • メリットは事実関係の把握、不倫の認定、浮気相手への対応ができること
  • デメリットはコストや精神的負担、リスクが大きいこと

などがあげられます。

夫婦関係の修復にはコミュニケーションが必要不可欠で、カウンセリングや共通の趣味活動も効果的です。

離婚しない場合でも浮気調査は有意義である反面、デメリットも多く、浮気調査をするかしないかは慎重に判断する必要があります。

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