人探しの方法はいろいろありますが、中にはテレビ番組やYoutubeを活用することで目的を達成しようと考える人もいるでしょう。
しかし、実際にテレビ番組やYoutubeを活用したことがなければ、「本当に会いたい人は見つかるのか」と不安を感じてしまうかもしれません。
そこで本記事では、テレビ番組やYoutubeを使って人探し調査を検討している人に向けて、関連する情報をお伝えします。
そもそもテレビ番組やYoutubeでの人探しはそうやればいいのか、調査費用はかかるのかなどについて解説していきます。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- テレビ番組へ人探し調査の依頼を検討している人
- テレビ番組やYoutubeで人探し調査をした場合の調査費用が気になる人
- テレビ番組やYoutubeで人探し調査をする場合の注意点を知りたい人
人探しをテレビ番組やYouTubeで行うことはできる?
結論から言えば、テレビ番組やYouTubeで見かける人探し調査は実際に行われています。
特に、テレビ番組の人探し企画は一般の視聴者から案件を募集して、探偵事務所と連携して捜索を進めるケースも多いです。事実、弊社FUJIリサーチも、テレビ番組の人探し調査に協力しています。
例えば、2016年4月に放送された「ハンゲキ!」(フジテレビ系列)や2020年7月に放送された「日曜THEリアル!」(フジテレビ系列)、2021年2月に放送された「ザ・白黒リベンジャーズ」(フジテレビ系列)に出演しています。
この他にもたくさんのテレビ番組の放送に協力しているので、気になる方はFUJIリサーチのサイトをご覧ください。
近年ではYoutubeの人探し動画も増えている
少し前までは人探しの番組と言えば、テレビが主流でした。しかし、近年は人の目に触れやすいYouTubeで人探しを進めるケースも増えています。
具体的な方法としては、自分でチャンネルを作成して動画をアップロードしたり、YouTube上で人探し番組を出しているYouTuberにお願いしたりなどがあります。
ただし、YouTubeの場合は人探しに協力してくれる人が見つかるとは限りません。
YouTubeは多くの人に拡散されたり、事件性・緊急性があることでテレビ番組に取り上げられたりする可能性があります。一方で、人探し調査の確実性で言うと、テレビ番組に劣ると考えられるでしょう。
テレビ番組の企画募集・出演は無料?
一般的に、探偵事務所や興信所に人探し調査を依頼した場合には、案件の内容には寄るものの少なくとも10万円以上は必要になることがほとんどです。
一方、テレビ番組で行っている人探しの企画募集に応募する場合には、費用は無料であるケースが多いです。無料にならなくても、通常の金額よりも安くしてもらえることがほとんどです。
テレビ番組の企画として人探し調査を進めるため、費用はテレビ局側が負担してくれると考えて良いでしょう。人探し調査にかけられる予算が少ない人や探したい人がいるけど資金繰りが苦しいという人は、テレビ番組の企画に応募するのも1つの方法と言えます。
応募の倍率が高いため取り上げてもらえない可能性もある
テレビ番組で募集している人探し企画の注意点として、番組で採用される件数が限られている点が挙げられます。
昔の恩師を探している、生き別れになった息子と会いたい、金を貸して失踪した知人を探しているなど様々な案件が取り上げられますが、一度の放送で取り上げられる数は少ないです。
したがって、応募したからと言って、必ず人探しを進めてもらえるわけではありません。応募者の倍率が高ければ、話すら聞いてもらえないケースも考えられます。
人探し調査の料金を抑えることを重要視するなら、テレビ番組への応募は有効な手段です。
しかし、スピーディかつ確実に人探しを進めたいのであれば、探偵事務所や興信所への依頼を検討することをおすすめします。
YouTubeでの人探しは費用がかかる?
前述の通り、テレビ番組への出演以外にも、個人が利用できるメディアを使って人探しをする方法はあります。
動画投稿サイトであるYouTubeを活用して人探し調査を進める場合は、自分で撮影から編集、投稿まで行えば基本的に費用はかかりません。
撮影機材にこだわるなら専用のカメラやマイクの購入費用、こった編集がしたいなら編集ソフトの利用(購入)費用が必要です。
「特にYouTubeにアップロードする動画にこだわらない」「情報が拡散されればそれで良い」という場合は手持ちのスマホなどを使えば良いので、人探しにかかる費用は無料になります。
視聴数を上げるには内容の編集などが重要に
YouTubeに動画をアップロードしたからと言って、必ず多くの人が目を通してくれるとは限りません。動画の閲覧者が少なければ、せっかくの作業が無駄になってしまいます。
多くの人に見てもらえる動画にするためには、
- 内容を分かりやすくするためにテロップを入れる
- 流れを良くするために適宜動画を切って編集する
- その他のSNSを活用して動画を拡散する
など、編集や認知のうえで工夫が必要です。
費用の安さを優先するならYouTubeの活用は有効な手段ですが、時間がない人や作業に割ける時間があまりない場合は、別の方法を考えることをおすすめします。
テレビやネット配信を利用した調査の注意点
ここでは、テレビ番組やYouTubeを活用して人探し調査を進める場合に、気を付けたいポイントをいくつか解説します。
人探し調査を安全かつ正確に進めるためには、これから紹介する注意点を理解しておくことが大切です。
テレビ番組で人探し調査をするときの注意点
まずは、テレビ番組で人探し調査を進める場合に気を付けたいポイントを見ていきましょう。
テレビ番組びの注意点1:人探し対象者に危険が及ぶ可能性がある
テレビ番組の企画の一環として人探し調査を行う場合、どうしても対象者の情報を視聴者にむけて発信しなければいけません。そのため、放送を見た人が人探し対象者に対して、何らかの危害を加える危険性が考えられます。
もちろん、テレビ局は個人情報の流出に配慮してくれます。しかし、情報をあまり出さない状態で放送しても、発見につながる有効なタレコミが得られない可能性もあるのです。
テレビ番組の人探し企画を利用する場合は、「どこまでの情報を共有するか」「どうすれば人探し対象者の身に危険が及ばないか」をテレビ局の担当者としっかり打ち合わせする必要があるでしょう。
テレビ番組の注意点2:取り上げてもらえる保証がない
テレビ番組は多くの地域で放映されるため、人探し企画に応募する人は非常に多いことが予想されます。そのため、競争率が非常に高いです。
人探し調査の費用を軽減するためにテレビ番組の企画に応募しても、依頼できない可能性も十分考えられます。テレビ番組が取り上げてくれなければ、人探し調査をしていない状態と同じになるので注意が必要です。
「できるだけ早く人探しを完了させたい」「スピーディに調査を進めて発見する必要がある」という場合は、探偵事務所や興信所、必要に応じて警察に相談した方が良いでしょう。
テレビ番組の注意点3:嘘の情報が寄せられることもある
テレビ番組だけでなく、YouTubeで人探し調査を進める場合にも言えますが、視聴者から寄せられる情報がすべて正しいとは限りません。中には、ガセの情報もあるでしょう。
情報をくれた人の故意であろうとなかろうと、人探し調査において嘘の情報ほど厄介なものはありません。
ガセであることに気付かずに人探し調査を進めてしまうと、調査期間が長くなったり全然関係がない人に迷惑をかけたりする可能性があります。
人探し調査を行う場合は、寄せられた情報の精査を慎重に行う必要があると言えるでしょう。
YouTubeで人探し調査をするときの注意点
続いて、YouTubeで人探し調査を進めるときに気を付けるべき点を解説します。
YouTubeの注意点1:想定よりも閲覧数が伸びない可能性がある
YouTubeで人探し調査を成功させるためには、できるだけ多くの人に動画を閲覧してもらって、多くの情報を集める必要があります。
しかし、世界中の人が毎日さまざまな動画をYouTube上にアップロードしているため、自分があげた動画がその中に埋もれてしまって見てもらえないケースが考えられます。
動画がバズれば閲覧数はとどまることを知りませんが、そうなる可能性は高くはないでしょう。
YouTubeの注意点2:すべて個人で管理しなければいけない
YouTubeはすべて自分でできるのが魅力ですが、人探し調査においては何でもすべて個人で管理しなければいけません。
例えば、多くの人に動画を見てもらってたくさんのコメントをもらった場合、すべてに目を通して情報を精査しなければいけません。
必要に応じてコメントを返したり、その後も続編の動画を作成・アップロードしたりするなどの作業も、全部自分で対応する必要があります。
他にも気になる情報をくれた人に対して、1通ずつメッセージを送信するなどの作業も必要です。
テレビ番組の人探し調査の企画に出演すれば、こうした諸々の作業はスタッフが担当してくれます。
自分は人探し対象者の特徴や情報を伝えるだけで済むので、管理などが面倒だったり、時間がなかったりなどする場合は、テレビ番組の方がメリットを感じられるでしょう。
まとめ
テレビ番組の人探し調査は、探偵事務所などと連携することで本当に調査が実施されています。「放送中(放送後)に探していた人が見つかった」というケースも、めずらしくありません。
また、近年はYouTubeを活用して自分で人探し調査を進める人もいます。テレビ番組もYoutubeも、調査費用が安くすむため、なるべくお金をかけずに人探しをしたいという人に適しています。
しかし、テレビ番組にしろYouTubeにしろ、必ず人探し調査が進むとは限らないので注意が必要です。特にテレビ番組では、自分の依頼が採用される確率は非常に低いでしょう。
できるだけ確実に、なるべく早く人探し調査を成功させたい、または実際にYoutube等で情報提供を呼びかけてみたが反応がないという場合には、探偵事務所や興信所に依頼することも選択肢として考えてみてください。
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