コラム
探偵の浮気調査のやり方とは?依頼の流れや費用について詳しく解説

探偵が浮気調査するときのやり方は3つ!具体的な内容とリスクについて

探偵の浮気調査のやり方とは?依頼の流れや費用について詳しく解説

パートナーに浮気の疑いがある際、探偵に浮気調査を依頼するのが一般的です。

しかし、浮気調査はそう何度も依頼するものではないので、浮気調査のやり方や依頼の流れについて、事前に知りたいと考えるの人は少なくありません。

そこで今回の記事では、探偵の浮気調査のやり方についてくわしく解説します。

依頼の流れや調査費用についても解説しますので、パートナーの浮気調査を検討されている方はぜひ参考にしてください。

株式会社ワンプロテクト 代表取締役

記事の監修担当者:
髙村 一成 氏

人探し・浮気調査・企業調査などを専門として行うプロ集団「FUJIリサーチ」の代表。アドバイザー・企画課・機動課の3つのチームを構成し、これまで累計3000件以上もの調査を成功させてきた。

探偵が浮気調査するときのやり方は3つ

探偵が浮気調査するときのやり方は3つ

探偵が浮気調査するときのやり方は、3つあります。

  • ターゲットを尾行する
  • 関係者に聞き込みする
  • 特定の場所で張り込みする

上記のやり方は、探偵業について規制する「探偵業法」という法律で認められています。

ここでは、探偵が行う3つの調査のやり方をくわしく解説します。

やり方①ターゲットを尾行する

ターゲットの尾行は、浮気調査のやり方として代表的な方法です。ターゲットの後をつけ、証拠となる写真や動画を撮影します。

相手に気づかれないよう注意しながら、複数の調査員によって行動を監視します。

ターゲットに合わせて徒歩や車、公共交通機関などを利用するため、臨機応変に対応しなければなりません。

交代のタイミングやターゲットとの距離のとり方など、探偵としての経験や調査スキルを必要とされる方法です。

やり方②関係者に聞き込みする

関係者への聞き込みも、探偵業法で認められている浮気調査のやり方のひとつです。ターゲットの行きつけのお店や会社の同僚、知人などに話を聞きます。

基本的には調査員という身分を明かさず、聞き込み相手に悟られないようターゲットの浮気の実態を探ります。

ただ、やり方によっては彼ら関係者からターゲットに聞き込みの情報が伝わる恐れがあるため、浮気調査であまり頻繁に使われることはありません。

やり方③特定の場所で張り込みする

特定の場所で張り込みをするのも、探偵の浮気調査のやり方のひとつです。

張り込みのやり方には、立って張り込みを行う「立ち張り(点張りとも呼ばれる)」と、車で待機して行う張り込みの2種類があります。

どちらの場合も特定の場所で待機しながら、ターゲットの動きを監視しなければならないため、根気と集中力、体力が必要な調査方法といえるでしょう。

また決定的瞬間を証拠として残すため、次のような機材も必要です。

  • 夜間でも鮮明に写真撮影ができるカメラ
  • 気づかれないように撮影できる機材

もちろん、機材だけでなくそれらを使いこなすテクニックも重要になります。

探偵に依頼せず、自分で浮気調査をしようと考える人も少なくありませんが、夜間に行われることの多い浮気の証拠を専用機材なしで獲得するのは現実的ではありません。

また浮気現場を目の当たりにすると、ショックで浮気の証拠を逃がしてしまったり、トラウマを抱えたりする恐れがあります。

浮気調査では、常に冷静な行動がとれる探偵に依頼するのが、より確実なやり方といえるでしょう。

調査を依頼するときの流れ

調査を依頼するときの流れ

ここでは探偵に浮気調査を依頼するときの流れをくわしく解説します。

1.問い合わせ

浮気調査を依頼する場合、まず探偵事務所や興信所に問い合わせするところから始まります。

多くの探偵事務所では相談無料としていますが、中には初回の相談から有料のところもありますので、注意が必要です。

相談方法は面談、電話、チャット、メールフォームなど探偵事務所によりさまざまですから、自分が相談しやすいやり方を選びましょう。

初回の相談では、あなたのお悩みの内容や現在の状況について、聞き取りが行われます。面談や電話の場合は、担当スタッフの質問に答えるだけで構いません。

また相談時には、信頼できる探偵事務所を見極めるために、次のポイントをチェックしましょう。

  • こちらの話をしっかり聞いてくれるか
  • お悩みに真摯に向き合ってくれるか
  • 契約を急がせることはないか

複数の探偵事務所に相談してみて、対応のやり方を比較してみるのもひとつの方法です。

2.面談

調査員との面談のやり方は、基本的に探偵事務所か自宅で行いますが、探偵事務所によっては自宅以外の場所やオンラインも可能ですので確認してみましょう。

面談では、相談時より詳しい状況確認と、具体的な調査方針の説明があります。

いつからパートナーの浮気を疑い始めたのか、きっかけや浮気の状況、その他、パートナーの浮気について分かっている情報をすべて伝えましょう。

また、調査のやり方を決めるにあたって、「浮気調査の目的」や「予算」についても検討が必要です。

浮気調査で「浮気の事実確認がしたい」のか、「離婚や慰謝料請求で必要となる浮気の証拠を獲得したい」のかによって、調査のやり方が変わります。

浮気調査報告書のサンプルもチェック

浮気調査の目的が「離婚や慰謝料請求に必要な証拠の獲得」である場合、調査報告書のサンプルを必ず見せてもらいましょう。

調査報告書とは、浮気調査の詳細を時系列に記録したもので、調停や裁判の際に証拠として使えます。

調査報告書のサンプルを見る際には、次のポイントを確認しましょう。

  • 浮気調査の詳細が時系列に記録され、抜けている時間がないか
  • 使われている写真や動画は鮮明で人物の特定が可能か
  • 客観的で分かりやすく書かれているか

調査報告書は、内容によっては証拠として採用してもらえない場合があるので、事前に確認しておくことが大切です。

3.見積もりと契約

面談で確認した内容に基づいて、調査の内容と費用の見積もりが作成されます。

見積もりを受け取ったら内容をしっかり確認し、不明点があればどんな小さなことであっても質問してて明らかにしておきましょう。

その場の雰囲気に流されるまま内容を確認せずに契約してしまうと、後々トラブルにつながる可能性があります。

次の内容については、必ず質問しておいた方が良いでしょう。

  • 見積もりの料金以外に費用がかかる場合があるのか。それはどんな場合か
  • 浮気調査が失敗した場合、返金はあるのか。
  • 浮気調査の成功とはどんなことか(浮気調査が成功した場合に報酬を支払うプランの場合)

見積もりの内容に不明点がなくなり、納得できれば契約に進みます。

契約の際には、まず「契約書」「重要事項説明書」「確認同意書」の3点の書類が揃っていることを確認しましょう。

これらは契約を締結する際に必ず必要と法律で義務づけられている書類で、欠けているものがあれば法律違反となりますから、その探偵事務所との契約はおすすめできません。

また契約書に記載されている内容は、すべて確認しておきましょう。

とくに次のポイントについては、契約書に記載されているか確認が必要です。

  • 浮気調査の期間
  • 調査料金
  • 追加料金の有無、どのような場合に発生するのか
  • 途中解約した場合、調査費用はどうなるのか
  • 解約金や違約金について

契約書の内容に不明点がなくなり、内容に納得できれば契約を結びましょう。

4.調査開始

浮気調査のやり方は調査員2~4名体制で「尾行」「張り込み」「聞き込み」を行い、ターゲットとなる依頼人のパートナーの浮気の事実を確認します。

探偵事務所によっては、浮気調査の途中で経過報告を行うところもありますので、事前に質問しておきましょう。

5.結果報告とアフターケア

浮気調査が完了したら、おおむね1週間程度で調査報告書が出されます。探偵事務所によって異なる場合もあるので、確認しておくのが安心です。

アフターケアについても、探偵事務所により内容が異なるため、事前に質問しておくと良いでしょう。

よく行われているアフターケアには次のようなことがあります。

  • 慰謝料請求や離婚問題に強い弁護士の紹介
  • パートナーの離婚による精神的なダメージケアを目的としたカウンセリング
  • パートナーとの関係の修復を目的としたカウンセリング

探偵への依頼がバレるリスクはある?

探偵への依頼がバレるリスクはある?

探偵に浮気調査を依頼した場合、依頼がバレるリスクはゼロではありません。

ただそのリスクは、信頼できる探偵事務所に依頼することで限りなく低くすることができます。

また探偵への浮気調査の依頼がバレる理由には、依頼人の態度がいつもと違うことでパートナーが気づくケースも多いので注意しましょう。

浮気調査を依頼したときの費用相場

浮気調査を依頼したときの費用相場

浮気調査を探偵に依頼したときの調査費用は、10~100万円jほどが相場です。

この費用の幅は、浮気調査の内容と完了までにかかる時間、また依頼する探偵事務所によって生じるものです。

費用を節約する方法

探偵に浮気調査を依頼する場合、費用を節約する方法として次のようなことが挙げられます。

  • パートナーの情報をできるだけ提供する
  • パートナーの浮気に関する情報をできるだけ集める
  • 調査日を絞る
  • 複数の探偵事務所に見積もりを出してもらい、比較検討する
  • 調査力の高い探偵事務所に依頼する

探偵事務所に提供する情報が多いほど、浮気調査がスムーズに進められます。

パートナーの浮気の情報も、浮気相手に会う日が分かれば調査日を絞りこむことができるので、調査費用の節約が可能です。

自分で調査せず探偵に依頼するメリットは?

自分で調査せず探偵に依頼するメリットは、やはり「合法的に調査できる」ことです。

自分で浮気調査を行った場合、意図せずプライバシー権の侵害などの違法行為をしてしまう恐れがあります。

例えばパートナーのスマホに浮気調査アプリをインストールしてしまう行為は、不正指令電磁的記録供用罪(刑法第168条の2)にあたり、訴えられれば3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課されます。

浮気調査は、調査のプロである探偵に任せるのが安心です。

記事まとめ:調査のやり方が気になる場合は事前に相談してみよう

記事まとめ:調査のやり方が気になる場合は事前に相談してみよう

今回の記事では、探偵の浮気調査のやり方について解説しました。

より詳しく内容を知りたい場合は、探偵事務所の無料相談で直接確認してみましょう。

当サイトを運営する探偵社FUJIリサーチでも、無料相談を実施しております。誠意ある対応を心がけ、長年の実績に裏打ちされた的確な調査を実施いたしますので、ぜひご相談ください。

パートナーに浮気の疑いがあると、精神的にもつらい状況に陥ります。気持ちを楽にするためにも、まずはお気軽に相談してみましょう。

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