弁護士コラム
探偵に調査を依頼して後悔するケースとは?予め考えておくべきことも解説

探偵に調査を依頼して後悔する主なケースと回避法について解説

探偵に調査を依頼して後悔するケースとは?予め考えておくべきことも解説

「夫が浮気しているかも…」「妻が浮気しているかも…」と怪しんでいる方の中には、探偵への依頼を検討している方もいらっしゃるでしょう。

スマホを隠すようになった、帰宅時間が遅くなった、怪しいLINEを発見したなどの事実に直面して、すぐにでも探偵に依頼したい衝動に駆られている方もいるかもしれません。

しかし、探偵に調査を依頼して後悔するケースも少なくありません。

本記事では、探偵に調査を依頼して後悔する主なケースと回避法について解説します。

執筆者
林 孝匡
【ムズイ法律を、おもしろく】がモットー。情報発信が専門の弁護士です。多くのwebメディアで法律知識をお届け中。

探偵に調査を依頼して後悔するケース例を紹介

探偵に調査を依頼して後悔するケース例を紹介

探偵に調査を依頼して後悔するケースは、おもに以下の5つです。

浮気調査で信頼関係が崩壊する

浮気調査はパートナーを疑うことになるので、パートナー間の信頼関係が崩壊するおそれがあります。

浮気調査の結果、パートナーに調査結果を突きつけた際、ほぼ感情的な言い争いに発展します。

双方が感情的になってしまったがゆえに、その後の話し合いや対応がうまくいかず、信頼関係が崩壊するケースが多々あります。

逆に、浮気調査を依頼したものの、結果としてパートナーが無実であることもあります。

非常にモヤモヤした気持ちとなりますが、調調費用や時間、そしてパートナーにに対する疑念自体が原因で信頼関係に亀裂が入ることも考えられます。

「信頼関係が崩壊してしまった..」と後悔してからでは遅いので、このようなリスクがあることは押さえておきましょう。

高額な調査費用が無駄になってしまう

探偵に依頼するための費用は、調査期間や調査内容にもよりますが、数十万円になったり、百万円を超えるケースもあります。

調査した結果、パートナーが浮気していることを突き止めれればいいのですが、その調査期間中にパートナーが浮気をしなかったために証拠をつかめないこともあります。

また、証拠不十分、たとえば夜に食事のデートをしている現場を押さえたもののホテルなどに宿泊せずにそのまま解散したケースです。

このように、浮気の証拠をつかめなかった場合は、「こんなにお金をかけたのに…」と後悔するかもしれません。

このような後悔と、調査費用が無駄になるリスクを避けるためには、パートナーが確実に浮気するであろう日をピンポイントで把握して依頼することをオススメします。

想定外の真実に直面し精神的ダメージを受ける

「絶対に浮気している」として探偵に調査を依頼したものの、探偵から「浮気していました」という調査結果を見せられて精神的にダメージを受けるケースがあります。

自分には笑顔を見せないのに浮気相手と笑い合っている写真、浮気相手の自宅に出入りしている写真、手を繋いで歩いている写真などを見て、精神的ダメージとともに怒りが最高潮に達することは間違いありません。

探偵に依頼する際には、そういったダメージを受ける覚悟を持つことが大切です。

期待する証拠が手に入らず失望する

探偵に浮気調査を依頼するメリットは、確実な証拠を確保する点にあります。

探偵はプロなので、短期間で効率的な調査を行います。

パートナーがホテルに行くなどの行動に出ればほぼ確実に証拠を押さえてくれるのですが、調査期間中にパートナーが浮気行動に出ないこともあります。

そうなると証拠が手に入らず、調査費用を払っただけということになるので失望し後悔するケースがあります。

先ほども述べましたが、パートナーが確実に浮気するであろう日をピンポイントで把握して依頼することをオススメします。

周囲の人間関係に悪影響を及ぼしてしまう

探偵に浮気調査を依頼したことで、あなたの周囲の人間関係に悪影響を及ぼしてしますこともあります。

たとえば、調査結果が職場の同僚間や親族間に漏れてしまうことで、信頼関係が崩れたり、噂が広まってしまうリスクがあります。

このような後悔を避けるためにも、探偵に依頼する前に、調査結果が周囲に与える影響についてしっかりと考慮し、慎重に判断することが必要です。

後悔しないために。探偵依頼前に考慮すべきポイント

後悔しないために。探偵依頼前に考慮すべきポイント

探偵に依頼して後悔しないためにも、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

依頼の目的と必要性を明確にする

パートナーのスマホのLINEを見るなどして「絶対に浮気している!」と確信し、怒りに震えている方は、今すぐにでも探偵に依頼したいことでしょう。

しかし、まずは、探偵に依頼する目的とその必要性を明確にすることが大切です。

「何を知りたいのか」「その情報が手に入った後にどう行動するのか」を具体的に考えましょう。

もし浮気の証拠を確保できた場合に、離婚を求めるのか、慰謝料を請求するのか、離婚は求めずに浮気をやめることを約束させるのか、などを具体的に考えましょう。

感情的な衝動で依頼を決めるのではなく、冷静に状況を見極め、調査の必要性を再確認することが後悔を避けるための第一歩です。

このように具体的に考えておくことで、探偵社とのコミュニケーションもスムーズに進みます。

さらに、離婚を考えているのであれば、離婚後の生活をどうするかも考えておきましょ。

子どもの親権、財産分与、養育費などを検討しておきましょう。

調査結果がもたらす可能性のある影響を考えておく

先ほども述べましたが、調査結果に動揺しないように、浮気をしている調査結果が出てきた場合に、どのように動くかをあらかじめ考えておきましょう。

真実を知ることによって得られるメリットだけでなく、デメリットやリスクにも考えを巡らせましょう。

調査結果が予想以上にショッキングなものであった場合、自分や周囲の人々がどのような影響を受けるのかを十分に理解しておくことで、後悔を減らすことができます。

予算に合った探偵事務所を見つける

さきほども述べましたが、探偵に依頼するための費用は数十万円を超えるケースが多いです。

おもに、基本料金、追加料金、実費(交通費や宿泊費)で構成されていることが多いですが、価格の決め方は探偵社によって異なります。

一度相談してみて、あなたの予算にあった探偵事務所を見つけましょう。

安くない費用なので納得いくまで質問して後悔のないようにしましょう。

こんな探偵はNG!信頼のできる事務所を選びましょう

こんな探偵はNG!信頼のできる事務所を選びましょう

安くない費用がかかるからこそ、後悔しないよう信頼のできる探偵事務所を選びましょう。

数は少ないと考えられますが、以下のような悪質な探偵がいることも事実です。

調査力不足

これは単なる実力不足です。

探偵社の中には、調査力が不足していて、浮気した事実があるにも関わらず証拠の取得に失敗するケースがあります。

調査に時間がかかる

一般的には調査の期間と調査費用は比例します。

探偵社の中には、効率的な調査をせずに調査に時間をかけ、結果的に調査費用が高くする会社があります。

依頼者をだます

これは論外なのですが、探偵社の中には、高額な料金を請求しておきながら、実際には調査を行わなず「浮気はなかった」などと報告する会社もあるようです。

このような後悔を避けるためには、探偵事務所を選ぶ際には各社を比較してよく吟味しましょう。

そして見積もりを出してもらって疑問を感じたことは遠慮なく質問しましょう。

記事のまとめ

記事のまとめ

この記事では、探偵に調査を依頼して後悔する主なケースと回避法について解説しました。

衝動的に探偵に依頼する前に、この記事であげられたことを検討してみてください。

「探偵に依頼する」と決断した場合には、後悔しないためにも、調査内容や費用について納得いくまで質問して、信頼できると判断した探偵社に依頼するようにしましょう。

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