探偵に依頼できる内容は多岐にわたりますが、法律や倫理的な制限も存在します。
この記事では、探偵に頼める一般的な依頼内容や、探偵が受けられない依頼内容について詳しく解説します。
また、依頼内容を決める際の注意点も紹介しますので、探偵への依頼を検討している方は、この記事を参考に依頼内容が適切かどうかをご判断ください。
探偵への依頼内容の種類
探偵に依頼できる調査内容は多岐にわたります。
ここでは、探偵に頼むことができる一般的な依頼内容を紹介します。
これらの調査は、探偵業法に基づいて合法的に行われるものであり、依頼者のプライバシーや個人情報の保護にも十分な配慮がなされています。
以下に、主な依頼内容とその特徴を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
不倫・浮気調査
探偵への依頼内容の中で最も多いのが、不倫・浮気調査。
配偶者や恋人の不審な行動や態度の変化から、浮気の疑いを抱いた際に依頼を検討する方が多いです。
調査では、対象者の行動パターンを分析し、尾行や張り込みなどの手法を用いて浮気の証拠を収集します。
写真や動画、音声などの証拠は、離婚調停や裁判の際に有効な資料となります。
ただし、プライバシーの侵害にならないよう、公共の場での撮影など、法的に認められた範囲内で調査が行われます。
人探し・所在調査
人探し・所在調査は、長年連絡が取れない家族や友人、事故や災害で行方不明になった人、借金の返済を逃れている債務者など、様々な理由で行われます。
探偵は、依頼者から得られた情報を基に、公開情報の調査、関係者への聞き込み、現地調査などを駆使して対象者の所在を特定します。
ただし、プライバシーの観点から、探し出した人の情報を開示する際には慎重な対応が必要です。
特に、ストーカー行為や犯罪目的での依頼内容の場合は絶対に断られます。正当な理由でしか依頼できないことを覚えておきましょう。
素行調査
素行調査は、対象者の日常的な行動や生活パターン、交友関係などを調べる調査です。
主に、従業員に不正行為の疑いがある企業や、交際相手の素性を知りたい場合に依頼されるケースが多いです。
調査では、対象者の行動を観察し、訪れる場所や接触する人物、生活習慣などの情報を収集します。
結婚前調査
結婚前調査は、将来のパートナーの背景や素性を調査するものです。
将来のリスクを軽減し、安心して結婚生活を送るための情報を得るために依頼されるケースが多いです。
この調査では、公開情報の確認、関係者への聞き込み、必要に応じた尾行などにより、対象者の職業、経歴、家族構成、財政状況、健康状態、前科の有無などを調べます。
盗聴・盗撮調査
盗聴・盗撮調査は、自宅や職場、車両などに不審な機器が仕掛けられていないかを調べる調査です。
近年は、盗聴器や隠しカメラがどんどん小型化・高性能化しており、広く出回ってしまっています。
探偵は専門的な機器を使用して、電波や電磁波を検出し、盗聴器や隠しカメラの有無を調査します。また、目視での細かなチェックも行います。
盗聴・盗撮調査は、個人のプライバシー保護だけでなく、企業の機密情報漏洩防止にも役立ちます。
ストーカー調査
不審な人物からの付きまとい行為や嫌がらせに悩む場合は、ストーカー調査を依頼しましょう。
この調査は、ストーカー行為の証拠収集、加害者の特定、被害者の安全確保を主な目的としています。
探偵は、依頼者の行動に同行して監視を行ったり、不審な人物や車両の特定、証拠となる写真や動画の撮影を行います。
また、オンライン上でのストーカー行為(サイバーストーキング)の証拠収集も可能です。
収集された証拠は、警察への被害届提出や裁判所での接近禁止命令申請の際に活用されます。
依頼内容の法的制限について
探偵への依頼内容は、法律によって厳しく規制されています。依頼者と調査対象者双方の権利を保護し、社会秩序を維持するためです。
また探偵も、探偵業法、個人情報保護法、その他の関連法規を遵守して調査を行います。
これらの法律は、探偵が行える調査の範囲や方法を定めたもので、違法な調査や過度なプライバシーの侵害を防ぐためのものです。
ここでは、探偵への依頼内容に関する法的制限について詳しく解説していきます。
探偵業法が定める依頼内容の制限
探偵業法は、探偵業の健全な発展と依頼者等の利益の保護を目的として2007年に施行された法律です。探偵業者が受けることができる依頼内容について、いくつかの重要な制限を設けています。
まず、探偵業法では、違法行為や犯罪行為に関与する調査を厳しく禁止しています。
例えば、違法な盗聴や盗撮、不法な侵入、脅迫や恐喝につながる情報収集などは、いかなる場合も認められません。
また、公序良俗に反する調査や、他人の権利を不当に侵害する恐れのある調査も禁止されています。
具体的には、ストーカー行為につながる可能性のある調査や、相手の同意なく私生活に深く踏み込む調査などが該当します。
さらに、探偵業法は、探偵業者に対して依頼内容の審査義務を課しています。
探偵業者は、依頼を受ける前に、その依頼内容が法律や公序良俗に反していないか、他人の権利を侵害する恐れがないかを慎重に確認しなければなりません。
そのため、依頼者は自分の依頼内容が法律の範囲内であるかを事前に確認し、探偵業者と十分に相談した上で調査を依頼するようにしましょう。
個人情報保護法と依頼内容の関係
個人情報保護法は、個人情報の適切な取り扱いを定めた法律です。個人の権利や利益を保護することを目的としており、探偵が行う調査にも適用されます。
探偵による調査での個人情報の取り扱いについては、以下のような点に特に注意が必要です。
情報収集の制限
探偵は、依頼の目的に必要な範囲内でのみ個人情報を収集することができます。
例えば、浮気調査の場合、対象者の行動や交友関係に関する情報は収集可能ですが、それ以外の私生活に関する不必要な情報の収集は避けなければなりません。
個人情報の管理
収集した個人情報は、厳重に管理し、漏洩や不正アクセスを防ぐ必要があります。
探偵事務所は、適切なセキュリティ対策を講じ、従業員に対しても個人情報の取り扱いに関する教育を行う義務があります。
個人情報の目的外使用の禁止
依頼内容に関連して収集した個人情報は、その目的以外での使用が禁じられています。
例えば、ある調査で得た情報を別の依頼に流用することはできません。
情報の第三者提供の制限
調査で得た個人情報を、依頼者以外の第三者に提供することは原則として禁止されています。
ただし、法令に基づく場合や、人の生命・身体・財産の保護のために必要がある場合などは例外となります。
開示請求への対応
調査対象者から自身の個人情報の開示を求められた場合、探偵事務所は適切に対応する必要があります。
ただし、依頼者の利益を害するおそれがある場合などは、開示を拒否することも可能です。
これらの規定が遵守されることで、依頼者と調査対象者双方の権利を守ることができるのです。
依頼内容に応じた調査方法の制限
違法行為を防ぐため、探偵への依頼内容によって、使用できる調査方法にも制限があります。
主な依頼内容ごとの調査方法の制限は以下のとおりです。
依頼内容 | 許可される方法 | 制限される方法 |
---|---|---|
浮気・不倫調査 | 公共の場での尾行、写真撮影、ビデオ撮影 | 私有地への無断侵入、盗聴器の使用、私的な会話の録音 |
所在調査・人探し | 公開情報の調査、関係者への聞き込み、最後に確認された場所での現地調査 | 個人情報の不正入手、他人になりすましての調査 |
素行調査 | 公共の場での行動観察、オープンソースでの情報収集 | 私生活への過度な干渉、違法な手段での情報収集 |
結婚前調査 | 公開情報の確認、合法的な背景調査 | 医療記録の不正入手、金融情報への不正アクセス |
盗聴・盗撮調査 | 専門機器を使用した電波検出、目視による確認 | 違法な盗聴器や隠しカメラの設置 |
ストーカー調査 | 被害者への同行、証拠写真の撮影 | 加害者とされる人物への違法な接触や追跡 |
探偵は、これらの法的制限を十分に理解し、依頼内容に応じて適切な調査方法を選択する必要があります。
また探偵は、以下の点も考慮して調査方法を決めます。
- 調査の必要性:得られる情報の重要性と、調査方法の侵襲性のバランスを取る
- 証拠の適法性:違法に得られた証拠は、裁判などで使用できない可能性がある
依頼者は、探偵との打ち合わせの際に、使用される調査方法について詳しく確認し、法的に問題のない方法で調査が行われることを確認することが大切です。
良い探偵は、依頼内容に応じて最適かつ適法な調査方法を提案してくれます。
探偵に依頼できない内容もある?!その理由も解説
ここまで、探偵に頼むことができる依頼内容を紹介してきましたが、法律や倫理的観点から探偵が調査依頼を受けることができない依頼内容も存在します。
探偵に依頼する前に、どのような依頼内容が受け入れられないのか、そしてその理由を理解しておくことが重要です。
ここでは、探偵が引き受けることのできない主な依頼内容とその背景にある理由について詳しく解説していきます。
適切かつ合法的なサービスを利用する上で必要不可欠な知識になりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
違法な方法を要する依頼内容
探偵は、違法な方法を用いる調査は絶対に行いません。
これは探偵業法や刑法などの法律で明確に禁止されており、探偵が違法な方法を用いる依頼内容の調査を受けることは違法行為となります。
具体的な例としては以下のようなものがあります。
- 盗聴や盗撮:対象者の同意なく、私的な会話を録音したり、私有地内を撮影したりすることは、プライバシーの侵害であり、違法です。
- 不法侵入:調査対象者の自宅や職場などの私有地に無断で侵入することは、建造物侵入罪に該当します。
- なりすまし:他人になりすまして情報を入手しようとする行為は、詐欺罪や偽計業務妨害罪に該当する可能性があります。
- 個人情報の不正入手:住民票や戸籍謄本、金融情報などを不正に入手することは、個人情報保護法違反となります。
- 違法な尾行や張り込み:過度に長期間にわたる尾行や、私有地での張り込みは、ストーカー行為に該当する可能性があります。
これらの方法を用いた調査は、たとえ依頼者の同意があったとしても違法です。
このような依頼を受けた場合、探偵は断る義務があります。
また、依頼者もこのような違法な調査を依頼すること自体が共犯とみなされる可能性があるため、注意が必要です。
探偵は合法的な方法のみを用いて調査を行う必要があり、それ以外の方法での調査は、たとえ結果が出せたとしても、法的には無効となり、さらには刑事罰の対象となる可能性があります。
そのため、依頼者は探偵に調査を依頼する際、依頼内容に対して使用される調査方法が合法であることを確認することが重要です。
プライバシー侵害につながる依頼内容
現代社会において、プライバシーの保護は大きな課題となっています。探偵業においてもこの点は厳しく規制されています。
プライバシーを過度に侵害する恐れのある依頼内容は、たとえ依頼者に正当な理由があったとしても、探偵が引き受けることはできません。
プライバシー侵害につながる依頼内容の例とその問題点を紹介します。
- 医療情報の入手:個人の病歴や治療歴などの医療情報は、最も機密性の高い個人情報の一つです。医療情報を本人の同意なく入手しようとする依頼はプライバシー侵害となります。
- 金融取引の詳細調査:個人の銀行口座の動きや、クレジットカードの利用履歴などの金融情報を不正に入手しようとする依頼内容を受けることはできません。
- 私的な通信内容の調査:個人のメールやSNSのメッセージ、電話の通話内容などの私的なコミュニケーションを調査する依頼は、通信の秘密を侵害する行為となる可能性があります。
- 過度に詳細な行動履歴の調査:対象者の24時間365日の行動を細かく追跡するような依頼内容は、個人の自由を著しく侵害する可能性があります。
- 性生活や思想信条に関する調査:個人の性的指向や宗教、政治的信念などに関する情報を調査する依頼は受け入れられません。
上記のような依頼内容は、たとえ調査対象者が公人や社会的な影響力を持った人(芸能人など)であっても、原則として認められません。
プライバシーの侵害は、単なる法的な問題だけでなく、倫理的な問題でもあります。
探偵は、調査対象者の基本的人権を尊重しながら業務を行わなければいけません。
また、プライバシー侵害の程度は状況によって異なる場合があります。例えば、公共の場での行動観察は一般的に許容されますが、私有地内での観察は侵害性が高くなります。
そのため、探偵は常に調査方法とプライバシー保護のバランスを慎重に判断しながら、調査を行うのです。
依頼者は、自身の知りたい情報と調査対象者のプライバシーのバランスを考え、適切な範囲内での依頼内容かどうかを判断することが重要です。
犯罪目的の依頼内容
探偵は、犯罪目的や違法行為を助長する可能性のある依頼内容は絶対に断ります。
犯罪目的の依頼内容の例とその問題点は以下のとおりです。
恐喝や脅迫の材料収集
対象者の弱みや秘密を探り出し、それを利用して金銭を要求したり、何かを強要したりする目的の調査は違法行為です。
場合によっては警察への通報対象となります。
窃盗や強盗のための下見
特定の場所や人物の行動パターンを調べ、犯罪を計画するための情報収集を目的とした依頼内容も、探偵は絶対に受けません。
違法な商取引のための調査
麻薬取引や違法な武器売買など、違法な商取引に関連する情報を収集する依頼内容も犯罪に加担することになるため、拒否されます。
テロ行為や破壊活動の計画
特定の施設や人物に関する詳細な情報を、テロ行為や破壊活動に利用する目的で収集しようとする依頼内容は、国家の安全を脅かす犯罪につながる可能性があります。
選挙違反や政治的工作
選挙に関連して、違法な情報収集や対立候補の誹謗中傷につながる調査依頼も厳しく禁止されています。
産業スパイ活動
競合他社の機密情報や知的財産を不正に入手しようとする依頼内容は、企業秘密の侵害や不正競争防止法違反につながる可能性があります。
探偵は、依頼を受ける前に、その依頼内容の目的が合法的かつ正当なものであるかを慎重に確認します。
少しでも違法性や犯罪目的の疑いがある場合は、依頼を断られることを知っておきましょう。
依頼者は、自身の依頼内容が犯罪に結びつく可能性がないかをしっかりと確認する必要があります。
直接的な犯罪目的でなくても、その情報が間接的に犯罪に利用される可能性がある場合も、探偵は依頼を受けることはできません。
過去の事実に関する依頼内容の難しさ
過去の事実に関する依頼内容は、時間の経過とともに証拠や情報が散逸したり、関係者の記憶が曖昧になったりするため、探偵が調査をすることが難しいケースが多いです。
また、法的・倫理的な観点からも、過去の事実に関する調査には多くの制限があります。
過去の事実に関する依頼内容が難しい理由とその具体例は以下のとおりです。
証拠の消失や変質
時間の経過とともに、物理的な証拠が失われたり、変質したりする可能性が高くなります。
例えば、数年前の不倫関係を証明しようとしても、当時の写真や手紙などの証拠が既に処分されている可能性が高く、調査が困難になります。
記憶の曖昧さ
関係者の記憶は時間とともに薄れたり、歪んだりします。
例えば、10年前の事故の目撃証言を集めようとしても、証言の信頼性が低くなる可能性が高いです。
関係者の所在不明
時間の経過とともに、関係者が転居したり、連絡が取れなくなったりする可能性があります。
古い詐欺事件の被害者を探そうとしても、連絡先が変わっていて追跡が困難になることがあります。
法的制限
古い犯罪歴や訴訟記録などは、一定期間経過後にアクセスが制限されることがあります。
倫理的問題
長い時間が経過した後に過去の事実を掘り起こすことは、関係者のプライバシーを侵害したり、現在の生活に悪影響を与えたりする可能性があります。
例えば、20年前の不倫関係を調査することで、現在は平穏な生活を送っている関係者を、不必要な混乱に巻き込んでしまう可能性があります。
調査コストが嵩んでしまう
過去の事実を調査するには、より多くの時間と労力、そして費用が必要になります。
30年前の遺産相続を調べるには、膨大な資料の調査や多数の関係者への聞き込みが必要となり、コストが高額になる可能性があります。
ジタル情報の消失
特に最近の事例では、デジタル情報の消失も大きな課題です。
SNSの投稿や電子メールなどは、アカウントの削除や端末が廃棄されることにより完全に失われてしまう可能性があります。
調査の実現可能性や成功の見込みが低いものについて、探偵は依頼を受けない場合があります。
ただし、過去の事実に関する全ての調査が不可能というわけではありません。
依頼内容と調査の目的、調査対象となる事実の性質、経過した時間、利用可能なリソースなどを総合的に判断し、調査の実施可否を判断します。
過去の事実に関する調査が依頼内容となる場合、依頼者はその調査の難しさを理解した上で、探偵に相談することが重要です。
依頼内容を決める際の注意点
探偵に調査を依頼する際には、いくつかの重要な注意点があります。
最後に、依頼内容を決める際の注意点について解説していきます。
依頼内容を明確化する
探偵に調査を依頼する際、まず重要なのは依頼内容を明確にすることです。
曖昧な依頼では、欲しい結果が得られない可能性があるからです。
具体的には、調査の目的、対象者、知りたい情報の範囲などを明確にしましょう。
例えば、浮気調査の場合、単に「浮気をしているかどうか」ではなく、「特定の人物との関係」や「週末の行動」など、依頼内容を具体的かつ明確にします。
依頼内容を明確にすることは、効率的な調査につながります。
不要な費用や時間の浪費を防ぐことができ、探偵側も依頼内容の意図を正確に理解できるため、より適切な調査方法を提案してもらえます。
調査期間と費用を確認する
まず、調査期間は、依頼内容や調査の複雑さによって大きく異なります。
短期間で結果が出る場合もあれば、長期的な観察が必要な場合もあります。
調査期間が長くなればそれだけ費用も増加するため、予算との兼ね合いも考慮する必要があります。
費用に関しては、事前に詳細な見積もりを取ることが重要です。
基本料金、調査員の人件費、機材使用料、報告書作成費用など、項目ごとの内訳を確認しましょう。
また、追加で発生する可能性のある費用についても確認しておくことが大切です。
予想外の出費を避けるため、契約前に支払い条件や中途解約の場合の取り扱いなども確認しておくことをおすすめします。
契約書をしっかりチェックする
契約書には、依頼内容、調査方法、期間、費用、報告方法など、あらゆる重要事項が記載されています。
これらの内容を慎重に確認し、不明な点や疑問がある場合は、必ず探偵に質問しましょう。
特に注意すべき点は、調査の範囲と制限事項です。
法的・倫理的に問題のない調査方法が明記されているか確認しましょう。
また、個人情報の取り扱いや守秘義務についての記載も重要です。調査結果の報告方法や、中途解約の場合の取り扱いなども確認が必要です。
結果をどう使うかを事前に決めておく
依頼の段階から、探偵調査の結果をどのように活用するかを考えておくことも重要です。
例えば、浮気調査の場合、結果を離婚調停の証拠として使用するのか、それとも単に事実確認のためなのかによって、必要となる証拠の種類や調査の方法が異なってきます。
また、調査結果の取り扱いには十分な配慮が必要です。
プライバシーの侵害や名誉毀損にならないよう、結果の公開や第三者への開示には慎重を期す必要があります。
記事まとめ
この記事では、探偵に依頼できる内容とその法的・倫理的制限について詳しく解説しました。
探偵への依頼内容として一般的なものには、不倫・浮気調査、人探し・所在調査、素行調査、結婚前調査、盗聴・盗撮調査、ストーカー調査などがあります。
一方で、依頼内容には制限もあり、違法な方法を要する依頼内容、プライバシーを過度に侵害する依頼内容、犯罪目的の依頼内容などの調査を探偵は受けられません。
また、過去の事実に関する依頼内容は時間経過により調査が困難な場合が多いことも覚えておきましょう。
依頼内容を決める際には、内容の明確化、調査期間と費用の確認、契約書の慎重なチェック、結果の使用目的の事前決定などが重要です。
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